キーボードアプリ「Simeji」を提供するバイドゥ(東京都港区)が、Z世代を対象に行った「もらって困る誕生日プレゼント」に関する調査結果ランキング形式で発表しました。

2位は「ちょっとキモっ!」

 調査は2023年11月2日から同月13日、10〜24歳の男女を対象に実施。574人から有効回答を得ています。

 3位は「花」です。もらった瞬間は華やかな花に癒やされるものですが、Z世代からは「枯れちゃうと悲しいから、形に残る物がいい」「どうやって育てればいいのか分からない」「どうせ枯れる」「飾る場所がない」といった声が寄せられました。意見は大きく分けると「枯れると悲しいので形に残しておける物がいい」と「育てるのが面倒」に二分されるようです。

 2位には「下着」がランクイン。「サイズ教えてないのに知ってたらちょっとw」「何で私のバストアップ知ってんねん」「そもそも下着のサイズとか相手が知ってるのも気になる」「把握されてるのは怖すぎる」など、うれしい気持ちよりも、自分の下着のサイズを知られている点に嫌悪感を抱くZ世代が多いことがうかがえる結果に。「誰が触れたか分からないから、ちょっとキモっ!」「人からもらったものを肌に着けるのは、他の人が触ったんだってなって嫌」といった声も上がっていたようです。

 そして、1位となったのは「自作の絵・歌」でした。「微妙だったときの反応に困る」「歌下手だったりしたら……」「頑張って作ってくれたんだと思うけど『お、おぉ……』ってなる」「自作の物は捨てられない」「ちょっと重いかなぁ」「日常とかで使えない」「実用性ない」「もらっても飾るところがなくて困る笑」「うまかったらいいけど下手だといらない」といった辛らつな声が。実用性がなく、贈り主の気持ちが強く込められたプレゼントとして「困る」との声が多く集まる結果となりました。

 調査結果を受けて、同社は「Z世代が“実はもらって困っていた”というプレゼントとして、自分の肌に触れるもの・実用性がないもの・捨てるときに困るものという特徴がみられました」「友達・恋人や職場のZ世代である後輩にプレゼントを渡すときに、ぜひ参考にしてみてください」とコメントを寄せています。