超豪華内装のハイエースが「大阪モーターショー」に登場!

 2023年12月8日から11日にかけ開催された大阪モーターショーには、関西だけでなく日本全国から様々な車両が集まりました。

 その中でも内装のゴージャスさに関して他車を圧倒していたのが、ジェイクラブの「ハイエース エレガンス」です。その詳細について、確認してみましょう。

ジェイクラブが製作したトヨタ「ハイエース エレガンス」

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 ジェイクラブは大阪府堺市を本拠地とするカーショップです。創業は2000年11月で、今では様々なハイエースパーツの開発や販売を行っているほか、「あったらいいな」という発想を商品化したグッズなども展開しています。

 そんな同社が手掛けているサービスの1つがエルレンタカーです。これは豪華な改造を施したハイエースを貸し出す事業になっています。

 今回展示していたのは「ハイエース エレガンス」。ベースになっているのは、トヨタがゴルフ場やホテル、空港への送迎といったビジネスでの送迎向けに展開している「ハイエース ファインテックツアラー」です。

 外装は「ワイドハーフスポイラー」や「サイドカバー」「リアバンパー Ver.II」といった追加パーツを装備。ハイエースを“ド派手な”印象に仕上げています。

 何より驚きなのは内装です。床にはフワフワしていそうなマットを配し、シートにはいかにも質の良さそうな白いレザーを使用。さらに車内の各所にボトルやグラスを置けるスペースが設けていて、車内というよりまるで高級クラブの一室のようです。

 最大搭乗者数は10人。運転席のすぐ後ろの天井にはディスプレイも設置しています。ちなみに、2列目と3列目のシートはスライドして位置を変えることもできます。

 スタッフによると、今回のエレガンスはデモカーになるそうですが、ほぼ同じ仕様のフルコンプリートカーも提供できるとのこと。来場者の反応についても尋ねると「見た瞬間、その高級感にビックリする方が多くいらっしゃいました」と話していました。

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「ハイエース」は、トヨタが1967年から販売しているロングセラーの商用バンです。現行モデルは5代目の200系ですが、海外では6代目の300系が2019年に登場しています。

 バンらしい豊富な積載量と信頼性の高さが特徴であり、商用向けながらキャンピングカーなどとして活用する人もいます。