“犬系彼女”としてSNSを中心に話題を集めている「ののち」と恋人の「りく」からなるカップルYouTuberの「のっく」。8月に投稿した、UFOキャッチャーで目当ての景品をとるために4000円をつぎ込んだののちが、「ん〜なんで〜」と涙を流すTikTok動画は、SNS上で大バズり。一躍有名YouTuberになったばかりだ。しかしそんな、二人に暗雲が立ち込めている。

ことの発端は9月11日に「霜降り明星」粗品(30)のYouTubeチャンネルで配信されたコラボ動画。ののちが“嫌いな女の子”の存在を示唆し、その女の子を嫌いな理由について「りくの前で裸になった」と説明。りくが「妹ね」と言うと、ののちは“りくの妹が嫌い”と明かした。

粗品が「(妹は)狙ってる? りくのこと」と尋ねると、ののちは頷き「(2人で部屋にいるときに妹が)裸で入ってきた部屋に」といい、さらに「めっちゃブラコン」「お兄ちゃんだーい好き」と発言。また粗品から「妹とののち、どっちを取んの?」と聞かれたりくは、「ののち」と即答し、「家族は捨ててます」「(縁は)切ってる切ってる。家族ともパッツン」とカップル系YouTuberと活動していく中で、家族と絶縁したと明かしたのだ。

しかし、2人の発言に反論する人物が現れた。それは、りくの妹を自称する女性だ。この女性は粗品とのっくのコラボ動画がアップされた翌日からXアカウントでの発信を始めており、そこで《何度も言いますが、わたしは裸になってなんかいないしブラコンでもありません》などと投稿。

さらに10月1日、女性はYouTuber・コレコレの生配信に登場し、「りくの妹が裸で2人の部屋に入ってきた」「りくは家族と縁を切っている」というのっくの2人の発言は嘘だと改めて主張。「今年の5月に親はMacBookを兄たちにプレゼントしている。活動自体はすごい応援をしていた」とも話した。

女性が9月に「なぜ嘘をつくのか」とりくに説明を求めところ、りくは謝罪文をLINEで送ってきたという。しかし、動画で語った“裸になった妹”について「4歳の妹ってことにすれば丸く収まる」と電話で提案してくるなど、反省する様子は見られなかったと明かした。さらに女性は、りくが指摘の内容をもとに謝罪や訂正する動画を撮影すると述べたものの、約束が守られなかったと主張している。

■「大変申し訳ございませんでした」謝罪動画をアップするも、まさかの展開に

その後、のっくは10月7日にこの告発に関する動画をYouTubeにアップ。そこで2人は、こう語った。

ののちは、「発信者という立場にもかかわらず『妹が裸になった』という発言をしてしまい、妹さん、不快になられた皆様、大変申し訳ございませんでした」と謝罪し、二人で頭を下げた。

ところがここで動画はまさかの展開を迎える。りくが、「ですが、妹が裸になったのは事実です(中略)。粗品さんの動画撮影後、発言してしまったことを2人で反省し、年齢について言っていなかったので、20歳の妹を傷つけないために3歳の妹にしようと相談しました(発言ママ)」と妹の主張に反論したのだ。

さらに、「裸になったという事実を隠すために、妹がコレコレさんの配信に出演し、話を大きくし、兄妹の問題なのにファンの方やこの件に関係のない方まで巻き込んでしまったことをお詫びさせてください。大変申し訳ありませんでした」と続けた。

あくまで“妹が裸になったことは事実”だと主張する2人。そんなのっくに対して《謝罪動画何も謝罪してなくて笑っちゃった》《犬系彼女さんの謝罪の動画、全く謝る気がないけどやってやりましたよの典型例だよね》《裸になってるって事主張しすぎじゃない?びっくりしちゃった》とネットで物議を醸している。

その後、のっくは10日までに謝罪動画を削除した。今後の動向も、また注目を集めそうだ。