「こんなに早く報じられるとは思いませんでした。お騒がせしてスミマセン。でもおかげさまで離婚の話し合いはスムーズに進んでいます。いまは子供が海外留学に行っていて一人暮らしなので、気楽に過ごしていますよ」
9月下旬、MEGUMI(42)は古い知人にサバサバとした様子でこう語ったという。9月27日、MEGUMIの夫でバンドグループ「Dragon Ash」ボーカルの降谷建志(44)の不倫が報じられた。
「『文春オンライン』によれば、降谷さんの不倫相手は30代の女性ファンで、MEGUMIさんはこの8月に知ったそうです。報道直後に降谷さん自身がSNSで《既に一緒に暮らしていない事も、離婚をする事も事実です》というメッセージを発信しました」(スポーツ紙芸能デスク)
昔から降谷を知る音楽関係者によれば、
「彼の不倫報道は初めてではなく、08年に写真週刊誌が美女とホテルに入る写真を掲載しました。当時、MEGUMIさんは妊娠中でした。
また『Dragon Ash』は、ライブ後の打ち上げに、ファンも比較的簡単に参加できるのです。ファンからすればうれしいかもしれませんが、男女関係ができやすい環境だったとも言えます」
MEGUMIが降谷と結婚したのは15年前の08年。彼女が人気絶頂のミュージシャンだった降谷に猛アプローチしたのだ。当時のことを彼女はこう語っている。
《いきなりふたりでだと警戒されるから、誰かを誘うとか、大勢でのご飯会を主催するとか、とにかく頑張りました》(『anan』17年1月25日号)
結婚生活を続けるうえで、性格の違いがハッキリしていったという。だが彼女が努力して降谷に合わせていたようだ。同じインタビューで彼女はこう続けていた。
《食の好みも違うし、私は新しいお店を発掘したいのに、彼は同じ店に通いたい人。(中略)結局のところ、自分にとって相性のいい人って、努力してでもいっしょにいたい人。私はタイプはまるで違うけど、そう思う人と結婚できて本当によかったです》
当時のMEGUMIは35歳。“30代は暗黒期だった”とも語る彼女だが、この直後から運が開けていったのだ。
「16年に石川県金沢市でオープンしていたパンケーキカフェ『Cafeたもん』の経営が軌道に乗るようになりました。この店は金沢市の宇多須神社の真正面、『重要伝統的建造物群保存地区』にあります。物件を借りるために、彼女は1年がかりで地域の人々と人間関係を築いたそうです。
また“毒舌バラドル”から“演技派女優”への転身にも成功しています。19年には映画『台風家族』と『ひとよ』の演技が評価され、第62回ブルーリボン賞助演女優賞を受賞したのです」(前出・芸能デスク)
さらに今年は美容家としても躍進。4月に出版した美容本『キレイはこれでつくれます』(ダイヤモンド社)が35万部超えのベストセラーになったのだ。
「その印税だけでも5千万円以上になります。CMは2社と契約、バラエティ番組『上田と女が吠える夜』(日本テレビ系)にもレギュラー出演中で、今年も『あなたがしてくれなくても』(フジテレビ系)『くすぶり女とすん止め女』(テレビ東京系)と、連続ドラマにもコンスタントに出演しています」(前出・芸能デスク)
また広告代理店関係者によれば、
「直近のデータではオーナーを務めるカフェの売り上げも年間5千万円以上になっています。彼女の場合はそうした実績も評価されており、最近は起業家や美容家としてイベントに呼ばれることも増えています。そのギャラは1回につき200万円ほどですから、かなり大きいです。
バラエティ番組、ドラマや映画のギャラ、CM契約料、イベントの出演料、カフェの収入、さらに今年は印税もありますから、年収は3億円に迫る勢いです。
また彼女は芸能プロダクションと業務提携を結んでいますが、自分で事務所も経営していますから、一般のタレントと比べると取り分も多いはずです。収入面では降谷さんと逆転しているのは間違いありません」
女優だけではなく、美容家や起業家として成功していることも、彼女の自信となり、不倫夫へ三行半を突き付けることを決断できたのだろう。
「彼女のカフェのそばにある神社は、金沢市でも有数のパワースポットと呼ばれており、“悪縁切り”などの御利益もあるそうです」(前出・芸能デスク)
暗黒期からの脱却や、努力しなければいっしょにいられない夫との離婚も神社の御利益なのかもしれないーー。