駅員経験のあるザバック(@theback_blog)さんは、X(旧Twitter)やブログにて駅員を主人公にした漫画などを中心に公開している話題の漫画家。ユニークな動物のキャラクターが多く登場し、駅員の日常が垣間見えるような作品ばかりだ。今回は駅を利用するお客さんをテーマにした2作品をご紹介するとともに、著者に切符を紛失したお客さんの余談についても聞いた。

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■ 定期券を作成した後、すぐに払い戻しするお客

ペン助が駅にいると、「定期券を申し込みたい」という女性のお客さんがやって来る。通勤で定期券を使用するようで、ペン助はいつも通り手続きをすることに。しかし、それから20分後、先ほどのお客さんが再びペン助のところにやって来て、「定期券の払い戻しをお願いします」と言うではないか!?恐らく一度定期券をコピーしてから、勤務先の会社より申請した交通費をもらい、払い戻しているのだろうと推測するペン助。「交通費の横領なんだよなぁ」と思い、駅員の日常を描いた作品だ。

■切符を紛失したお客が駅員に激怒する!?

ある日のこと、「電車を乗車中に切符を紛失した」というお客さんがやって来る。駅員に「改札を通してほしい」とお願いするも、切符を紛失した際はその料金を支払うことが規則である。以前はそのまま通してもらえたと主張するが、今回は通してもらえずになんと激怒してしまうお客さん…。駅員の日頃の苦労がよくわかる作品。

本作以外にも、さまざまな駅員漫画を描いているザバックさん。今回は、著者に切符を紛失したお客さんの余談についてインタビューした。

――本作で登場した切符を紛失したお客さんの余談などがあれば、お聞かせください。

先輩に言われたのが、「今、規則通りに再収受しないと次の駅員に迷惑がかかる」これはすごい頭に残っています。

駅員の日常や仕事での苦労などがよくわかる今回の作品。ブログやX(旧Twitter)ではほかの作品も投稿されているので、気になればぜひ読んでみて!

取材協力:ザバック(@theback_blog)