もちまる&はなまる「X」より

 登録者数215万人の人気YouTubeチャンネル「もちまる日記」で公開された動画が、物議を醸している。

「もちまる」「はなまる」と名前のついた、2匹のスコティッシュフォールドとの生活が、人気を呼んでいる同チャンネル。YouTubeでもっとも視聴された猫として、ギネス世界記録に認定されたほどだ。

 問題となったのは、8月16日に公開された「ホテルのベッドでうんちを漏らした猫がこうなっちゃいました」というタイトルの動画だ(現在は非公開)。14日に、高級ホテルのペットと宿泊できる部屋に泊まる動画がアップされており、その続編となる。

 この日の動画では、もちまるが朝方、ベッドの真ん中で排泄してしまった様子が撮影されていた。砂をかけるように、シーツを引っかいて排泄物を隠そうとする姿も映されている。だが、飼い主はすぐに掃除することなく長々と撮影を続けてから、ようやく清掃。一連の内容に、SNSでは批判が続々と寄せられている。

《粗相してすることがまず撮影!ってのが倫理観おかしいし…何より猫は余程のことがない限りトイレ失敗しないんだよ。猫が酷いストレスを抱えてる状態なのは確実なのに草生やしてんなよ…。何回目よ…》

《もちまるくんのストレスを考えると胸が痛む。もう十分稼いだと思うから、これを機にもちまるくんに普通の猫としての幸せを与えてくれないだろうか?不憫でしかない。》

《「もちまる」と「はなまる」をyoutubeの道具としてではなく大切にしてあげてほしいです》

 動画内で「下僕」と名乗るもちまるの飼い主だが、過去に “虐待” ではないかと何度も炎上している。

「2022年には、新幹線内でケージからもちまるを出して抱っこする動画を公開し、“マナー違反” との指摘が殺到。さらに同年8月、わずか2歳で腎結石が発見されたときも撮影を続け、『金儲けの道具』といった批判が続いたのです。

 たびたびもちまるを外出させていることも、よく炎上のきっかけになっていました。2022年11月、観覧車にもちまるを乗せる動画を公開したときも、非難の声が続々と……。

 昔から『猫は家につく』と言われ、環境が変わるとストレスを感じやすいことはよく知られています。室内飼いの猫をむやみに外出させる行為は、推奨されるものではありません。腎結石が発見された報告動画からわずか3カ月だったことも、炎上を加速させました」(ウェブライター)

 物議を醸した動画は現在非公開となっているが、飼い主からのコメントは確認されていない。