[画像] ノーコードWebアプリ開発「Forguncy」、クラウドストレージとのデータ連携機能強化

「Forguncy」(公式Webサイト)

グレープシティは4月12日、ノーコードで本格的なサブシステムを開発・運用できるプラットフォーム「Forguncy(フォーガンシー)」において、「OneDrive」などの外部クラウドストレージと連携できる機能を追加する最新バージョン「8.0.20.0」をリリースした。最新バージョンでは、今まで「SQL Server」「Oracle Database」やローカルストレージなどとCSVファイルで行っていたデータ連携機能を拡張し、クラウド型ストレージサービス「OneDrive」「Google Drive」「Dropbox」「BOX」でも同連携機能が利用できるように。「ログ機能」も強化されており、システム上の例外や実行された処理の結果をログとして記録し、1画面で確認できるようになる。

「Forguncy」のデータ連携イメージ(同社資料より)

機能改善点として、繰り返しコマンドの処理を中断する「繰り返しの終了」コマンドを追加、中断後に別コマンドを実行する処理が可能になった。リストビューの再読み込みタイミングをコマンドで制御し自動更新されたくない場合、任意のタイミングで更新ができるようになった他、コンボボックスのデータ表示パフォーマンスを改善している。Windows認証及びActive Directory認証プロバイダーでActive Directoryと同期する組織をフィルタリングする機能も追加するほか、新たなサポート環境として「PostgreSQL 15」「iOS16」が加わる。

「Forguncy」はノーコード開発環境とリレーショナルデータベースにより、Excel感覚で画面を作成し、Accessのように柔軟にデータ連携システムを構築。ダッシュボードなどのUI、ワークフローシステム、Active Directoryと同期したユーザー管理システムなども開発できる。