大谷翔平が左投げを披露?

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は1日(日本時間2日)、敵地アスレチックス戦に「3番・DH」で先発し、今季初のマルチ安打となる5打数2安打2打点で13-1の今季初勝利に貢献した。米メディアは試合前に壮大な“誤情報”を発信。画像付きで「左投げになるかも」とつづると、米ファンを「一瞬、嘘だと気づかなかった」「彼ならできる」と困惑させた。

 まさか……。でも、ありえなくもないのか……。赤いパーカーを着てキャッチボールをする様子の大谷。しかし、いつもと違うのは左投げだった。綺麗なフォームでボールをリリースしている。

 加工したと思われる大谷の左投げ画像をツイッターに公開したのは、米データ分析会社「コディファイ・ベースボール」公式ツイッター。文面にこうつづった。

「ショウヘイ・オオタニは、MLBの試合である打者に対して左で投げるようになるかもしれない。6本指の特注グローブが届くのを待っている。それがあれば、ピッチクロックに違反せずにすぐに左右を変えることができる。この男の能力に限界はない。とてつもない!」

 しかし、コメント欄では「そして #エイプリルフール おめでとう!」とネタバラシした。4月1日のユニークな嘘情報だったが、米ファンには「彼は足でも投げられるよ」「彼なら多分できる」「本当だと思った…つまりショウヘイだから」「彼はまさに野球ロボット」「一瞬、嘘だと気づかなかった」「いや、これは本当っぽい」と笑撃が広がっている。

 ダルビッシュ有投手など綺麗な左投げのフォームが有名だが、何でもできる大谷だけに全否定をしないファンもいたようだ。この日の大谷はもちろん左投げを披露する場面はなかったが、3回無死満塁で藤浪晋太郎から左翼フェンス直撃の適時打を放った。一方、藤浪は2回1/3を投げ、5安打8失点、4奪三振3四球。2回まで完全投球だったが、3回に突如崩れ、ほろ苦いメジャーデビューとなった。

(THE ANSWER編集部)