愛する人と人生をともに生きていくことを誓い合う結婚式。しかしナイジェリアで行われる予定だった結婚式で、当日に新郎の素性が発覚したため式は急遽中断された。新婦の怒りが伝わるような式場の散乱ぶりが撮影され、その動画がSNSに拡散されて話題となっている。ケニアのオンライン新聞『Tuko News』などが報じた。

ナイジェリア南部のエド州ベニン(Benin)で行われる予定だった屋外での結婚式が、あっけなく中断された。

撮影時期は不明だがSNSに投稿された動画には、結婚式会場に新郎新婦がいない光景が映っており、ゲストだけが残されていることが分かる。青空の下、結婚式用に装飾された椅子や机、リボンで飾られたテントなどが並べられているが、その晴れやかな場所を避けるように人が所々に集っていた。メインステージになったであろう人工芝の敷かれた場所が一番荒らされており、新郎新婦がともに座るベンチが設置されたテントが倒れ、緑で包まれたアーチも無残に倒れ、机もひっくり返っている。ゲストが着席する予定だった白い布でカバーされた椅子は、座った形跡がない。

結婚式会場がそのような状態になったのは、新郎が実は既婚者だったこと、しかも7人の子供を持つ父親だったことを式の当日に新婦が知ったからだった。

この動画を撮影している男性は、新郎に妻と子供がいることを花嫁がどのように知ったのかを明かしていないものの「女性は婚姻前にしっかり相手の素性を調査することが大事だ」と述べている。

SNSでは「手の込んだ結婚式の時ほど、後ろ暗い」「新婦とその家族は新郎を訴えるべき」と新婦を擁護する声や「子供が7人もいるのに、なぜ気づかないのか」といった疑問視する声のほか、「せっかく用意した食事や飲み物はどうなるの?」といったコメントも見受けられた。

画像は『Instablog9ja 2023年3月27日付Instagram「Wedding reception ends abruptly after a lady discovered she was getting married to a man with just seven kids in Benin」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)