明石家さんまが、3月29日放送の『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)で、現代の子ども事情に驚いた。

 アスリートゴリラ鍼灸接骨院院長の高林孝光氏が「『投球骨折』といって、ボールを投げただけで、腕のいちばん太い骨が折れる子がいる」と説明。

 最近の子どもは睡眠時間が短く、骨を強くする成長ホルモンの分泌が減少しており、さらに猫背が多くなって、その姿勢のままでボールを投げることが骨折につながるという。

 高林氏は、その改善のためには、ブタのレバーなどに含まれる亜鉛をとるのがいい、と助言した。

 また、まっすぐ走れない子どもが増えているという。さんまは「何割ぐらいなんですか?」と聞くと、高林氏は「10人にひとり」と語り、コロナ禍で家で過ごすことが増え、太ももの外側の「大腿筋膜張筋」が衰えていることが原因だと明かした。

 また、子どもの生活習慣評論家の郄橋弥生氏は、「最近の子どもは、手の力が弱く、定規で線を引けない」といい、生活の中で手を使うことが少なくなって、力が弱まっていることを指摘した。

 さらに、「コマ回しができる子どもは、250人中ふたりだけ」という調査結果にさんまは「うそやん!?」と驚きを隠せなかった。

 現代の子ども事情にSNSではさまざまな意見が書き込まれた。

《ホンマでっかTV、共感しかなかった。特に手の力が弱まってるというところ、いつも言ってる通りだった》

《ホンマでっか見てたんだけど本当にボール投げるだけで骨折するのこれから何も出来ないじゃん》

《真っ直ぐ走れないとかそんなに多いの? すごいな便利過ぎて筋肉弱ってるのかなあ》

「同番組で高林氏は、ほかにも『いまの子どもは筆圧が弱く、2Bの鉛筆を使うことが主流』という話も披露しました。

 ブラックマヨネーズ・小杉竜一さんも、自身の子どもについて『2Bを持っていってる』と、実際に使っていることを証言。さんまさんは『うそ? 俺の信じられへん世界に入ってきている』と、びっくりしていました」(芸能ライター)

 コロナ禍も落ち着き、子どもたちには外で元気に運動をしてもらいたいところだが……。