RIZINにも出場し活躍していたKINGレイナ(写真・日刊スポーツ/アフロ)

 3月6日、総合格闘家KING(キング)レイナ(本名・三浦伶奈)容疑者と、「paul katayama」名義でユーチューバーとして活動する小林巴宇呂容疑者が、東京・武蔵野市の小林容疑者が住むマンションの一室で乾燥大麻3.6グラムを所持した疑いで逮捕された。

 KINGレイナ容疑者は、日本の女子総合格闘技団体・DEEP JEWELSに所属し、これまで18試合に出場し、13勝5敗の成績。格闘技ファンの間では知られた存在だったものの、近年は「KIEF」という、大麻をイメージした服のブランドを立ちあげていた。

「もともと柔道をやっていたこともあり、本格派のファイターでした。逮捕は非常に残念ですね。ただ、『KIEF』を立ち上げた背景には、金銭的な困窮があると思いますよ」(格闘技関係者)

 そもそも女子格闘家は、一部のトップ以外、一様に金銭的に苦しい状況にあるという。

「たとえばトップの選手でも、試合のギャラは、1試合で数十万円です。ほかに激励賞が1袋2万円、あとは収入源としてチケットバックぐらいなんですよ。

 1万円のチケットを10枚売ったとして、売ったぶんの10%程度がギャラになります。10枚売ってやっと1万円ですからね。

 あとはグッズ収入ぐらいです。RIZINなどの知られた大会に出れば1試合100万円程度もらえることもありますが、それでも暮らせないですよ」(同)

 副業をする選手もかなりの数にのぼる。

「競技に集中するなら、いわゆるタニマチが必要ですね。とはいえ、女性格闘技界では、男女関係でもないとタニマチになってくれるお金持ちはほとんどいません。

 実際、彼女は僕の知り合いの社長に『スポンサーになってください』と頼み込んでいました。断られていましたけどね」(格闘技関係者)

 手軽な “副業” としてパパ活をしていたと、業界内で噂になったこともあるという。

「ある有名なパパ活アプリに彼女の姿があったので、関係者の間で話題になったことがありました。もちろん、本物かどうか不明ですが、女性格闘家の生活が苦しいのはみんな知っているから同情的でした。

 でも、だからといって薬物に手を出していいわけじゃない。これで苦労して競技を続けている女性格闘家の評判まで下がってしまったら最悪です」(別の格闘技関係者)

“ハイ” になるのは試合だけにしてほしかった。