[画像] 判定を覆した「源田の1mm」論争に発展 米識者考察「グラブは脚についていたと思う」

判定が覆った際どいプレーとは

 野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は20日(日本時間21日)、米マイアミのローンデポ・パークで準決勝が行われ、日本がメキシコに6-5で逆転サヨナラ勝ちした。7回の守備で二盗を試みた一塁走者を遊撃手・源田壮亮内野手(西武)が的確な読みでタッチし、リプレー検証の末にアウトにした。ネット上では「源田の1ミリ」の声が上がったが、米識者がプレーを捉えた画像を公開。海外ファンから「覆って驚いた」「十分な証拠が無い」と反応が集まった。

 どこでタッチされたのか。0-3の7回1死一塁。メキシコの一塁走者トレホが二盗を試みた。打者トーマスは空振り三振。甲斐拓也捕手からの送球を二塁で受けたのが源田だった。トレホは身をひるがえしてタッチをかいくぐろうとするが、源田は懸命にタッチに行く。一度、すり抜けた後も足が離れたとみるや、再びタッチに。一度はセーフと判定されたものの、数分間のリプレー検証の結果、覆ってアウトに。三振ゲッツーとなった。

 ツイッターでは「源田の1ミリ」がトレンド入り。日本人ファンから「源田たまらん」「源田の1mm来たぞ」「よくタッチした!」と絶賛の声が上がった。一方、米ポッドキャストメディア「ジョムボーイ・メディア」の創設者ジェームズ・オブライエン氏が2つのシーンを並べた画像を公開。「走者の手はここで塁から離れ、グラブは脚についていたんだと思う。もの凄く際どい」と考察を加えて見解を述べた。

 源田がトレホの浮いた足にタッチしているが、回り込ませた右手はベースに触れているようにも見える。映像で見返しても際どいシーンだった。投稿のコメント欄では、海外ファンが「どちらに転んでもおかしくなかった」と反応。「凄い動きだったけどね」「判定が覆ったのには驚いたよ」「判定覆すには十分な証拠が無かったんじゃないかな」「彼はアウトだね」「素晴らしい走塁だったけど、自分も同意見だ」と論争が巻き起こっている。

(THE ANSWER編集部)