盗撮マニアグループの一員として兵庫県の入浴施設に侵入したとして罰金の略式命令を受けていた公安調査庁の主任調査官の男性について、公安調査庁は3月10日、停職3か月の懲戒処分としました。

停職3か月の処分を受けたのは、公安調査庁の元主任調査官の男性(31)です。元主任調査官の男性は2020年3月、盗撮マニアグループのメンバーらと共謀したうえで、兵庫県の入浴施設の敷地内に侵入したとして、2023年2月、静岡簡易裁判所から罰金10万円の略式命令を受けていました。

元主任調査官の男性は、懲戒処分を受け辞職しています。

公安調査庁は処分の理由について、信頼を損ない、公務全体の信用を失墜させたとしています。また「このような不祥事を二度と起こさないよう、服務規程を徹底し、信頼回復に全力を尽くす」とコメントしています。

盗撮に使ったカメラなど