Google I/O 2023が5月10日に開催!オンラインでライブ配信
Googleは7日(現地時間)、開発者向けイベント「Google I/O 2023」( https://io.google/2023/ )を現地時間(PST)の2023年5月10日(水)に開催するとお知らせしています。また同社では開催に合わせて恒例の「Google I/O 2023 Puzzle」(6種類)も公開しています。

開催場所はアメリカ・カルフォルニア州マウンテンビューのGoogle本社近くにある「Shoreline Amphitheatre」とのことですが、すべてオンラインでライブ配信され、オンラインでは誰でも無料で参加可能となっており、ワークショップやセッション、ライブQ&A、チャットサポートなどが実施されます。

なお、すべてのスケジュールは今後順次案内される予定で、恐らくすでに今年2月に開発者向けプレビュー版が提供開始されているAndroidの次期メジャーバージョン「Android 14」の詳細な説明や各Googleサービスの近況や新機能が発表されるものと見られます。


Googleの開発者向けイベント「Google I/O」は毎年5月頃に開催されており、AndroidやChromeなどのGoogleが開発する製品などの最新情報が発表される場となっていますが、Androidについてはここ数年は次期バージョンがGoogle I/Oの前に開発者向けプレビュー版をリリースし、詳細をGoogle I/Oで説明するという流れになっています。

また2019年まではShoreline Amphitheatreで開催され、現地に参加するには高額なチケットを購入する必要がありましたが、2020年はCOVID-19の拡大のために開催が中止され、2021年からはオンライン開催となっていました。今年は基本はオンライン開催ながらも再びShoreline Amphitheatreでの現地開催も行われます。

なお、今年もすでにAndroidの次期メジャーバージョンであるAndroid 14の開発者向けプレビュー版が2月よりリリースされており、今後は3月に「Developer Preview 2」、4月に初のベータ版となる「Beta 1」が提供され、5月に「Beta 2」、6月に最初の安定版(Platform Stability)となる「Beta 3」、7月に正式版に近い最終テストとなる「Beta 4」や「Beta 5」が提供され、その後にAOSPとエコシステム向けの正式版がリリースされる予定となっています。

そのため、恐らくGoogle I/O 2023でAndroid 134の詳細な説明が行われつつ、5月に提供予定のBeta 2が合わせてリリースされるのではないかと予想されます。その他、Googleのハードウェア製品「Made by Google」からスマートフォン(スマホ)「Pixel」シリーズの次期廉価版「Pixel 7a」(仮称)などの発表も期待されるほか、チャットAI「Bard」の詳細も語られるのではないかと思われます。



記事執筆:memn0ck


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