現地時間2月4日に開催されたプレミアリーグ第22節で、ブライトンは降格圏に沈むボーンマスと対戦。相手の堅守に苦しみ、スコアレスのまま最終盤に突入するも、87分に均衡を破る。

 三笘薫が左サイドからのクロスに上手く反応し、渾身のヘディングシュート。気迫でゴールに押し込み、ネットを揺らしたのだ。この一撃で、ブライトンは1−0で劇的勝利を収めた。

 ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督は試合後、『BBC Match of the Day』のインタビューに対応。直近のリバプール戦(FAカップ4回戦)に続いて土壇場で決勝点を叩き込んだ日本代表MFを、絶賛している。
 
「彼は素晴らしい選手だ。天性の資質を持っている。今日はリバプール戦やレスター戦のような素晴らしいプレーではなかったと思うが、ミトマがピッチにいれば、常に1ゴールを期待できるから、決して交代させるわけにはいかないんだ」

 次々と交代カードが切られるなか、三笘は3試合連続でフル出場を果たした。指揮官の言動は、新たなエースへの絶対的な信頼を物語っていた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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