MTもある? トヨタが新型「ヴィッツ」初お披露目！ 丸みボディはトヨタ最小級か!? 2023年に南アで発売予定

• トヨタの南アフリカ法人が26日、新型「ヴィッツ」を初お披露目した
• Aセグメントコンパクトカー「アギア」の後継モデルだという
• 詳しい情報は未公開だが、2023年の第2四半期にも発売される予定だそう

新型ヴィッツは“南ア”トヨタ最小級コンパクトカーに？

　2023年1月26日、トヨタの南アフリカ法人は、同社が主催する State of the Motor Industry (SOMI)にて、2023年に登場する新型「ヴィッツ」を初お披露目しました。

　新型ヴィッツについて詳しいサイズなど詳細情報については公表されていませんが、同市場で販売されているAセグメントコンパクトカー「アギア」の後継モデルだといいます。

SOMIで公開されたトヨタ新型「ヴィッツ」（Photo：ToyotaSA）

【画像】3年ぶり復活のトヨタ新型「ヴィッツ」とトヨタ「アギア」の画像を見る（85枚）

　SOMIでは、トヨタの南アフリカ法人の事業計画とともに、「ミライ」や、「クラウン」、「アーバンクルーザー」、レクサス「UX EV」など2023年登場予定の新型車が数多く発表されました。

　このなかに、2023年の第2四半期に登場する予定の新型ヴィッツが含まれていました。

　ヴィッツといえば、かつて日本でも販売していたコンパクトカーの名称です。その初代モデルは1999年1月13日に登場し、その後2代目が2005年、3代目が2010年にそれぞれフルモデルチェンジし登場しましたが、2020年には販売を終了。同年のフルモデルチェンジで世界共通の「ヤリス」に車名を変えています。

　3年ぶりに南アフリカで車名が復活する新型ヴィッツは、Aセグメントのコンパクトカーで、全体的に丸みを帯びた愛らしいデザインが特徴的です。

　トヨタの南アフリカ法人によれば、この新型ヴィッツは、同市場で販売されているAセグメントコンパクトカー「アギア」の後継モデルとなるようです。

　現行型のアギアは、ダイハツが企画・開発したモデルで、ダイハツ「アイラ」のOEM車。南アフリカのほかにもインドネシアなど、日本国外で展開されています。

　ボディサイズは、全長3660mm×全幅1600mm×全高1520mm。国内で販売されている車種でいえば「パッソ」と同等のサイズ感で、南アフリカで販売されるトヨタ車のなかでは最小です。

　パワートレインには、最高出力66馬力・最大トルク89Nmを発揮する1.0リッター直列3気筒エンジンを採用、これに組み合わせるトランスミッションとして５速MTもしくは４速ATを選択可能です。

　最高時速は165km／h、0−100km加速は14.6秒です（共にMTモデルの数値）。

　価格は20万ランド（約150万円）から設定されています。

　なお新型ヴィッツについて詳しい情報は公開されていません。

　前述の通り、新型ヴィッツは2023年の第2四半期にも登場する予定。どのような進化を遂げるのか、今後の続報に注目です。