半導体不足などにより受注停止

ホンダは、新型シビック・タイプRの一時受注停止を同社公式ウェブサイトを通じて発表した。

【画像】新車転売車両も【ホンダ・シビック・タイプR】 全186枚

新型シビック・タイプRは、2022年7月にスタイリングを世界初公開、2022年9月より発売された。フェンダーアウターとリアドアがタイプR専用に設計されるとともに、ロー&ワイドフォルムとグラマラスなリアフェンダーによって地を這うレーシングカーのような佇まいを目指したとされる。


一時受注停止となったホンダ・シビック・タイプR。

ホンダ公式ウェブサイトでは、「シビック・タイプRは発売以降、お客様にご好評を頂いており、大変多くのご注文を頂いております。その一方で新型コロナウィルス感染拡大影響や慢性的な半導体不足、および不安定な部品入荷や物流に遅延が生じ、先々の生産見通しが立てづらい状況となっております」

「すでにご注文されたすべてのお客様に対し、シビック・タイプRを確実にお届けするために、現在ご注文受付を一時停止させて頂いております」と記載されている。

また、注文の再開は、今後の生産状況などを踏まえあらためて案内するという。

なお、昨今人気車両の転売が社会問題となっているが、大手中古車サイトでは新型シビック・タイプRが8台掲載されており(2023年1月19日時点)、走行距離は13km-400km。

いずれも新車に近いコンディションと思われるが、価格が掲載されている7台の車体本体価格898万円〜988.9万円(1台は応談)となっている。