回転寿司チェーン「くら寿司」で注文したラーメンの中にスープの袋が混入していたとする動画が、SNS上で拡散している。大阪市内の店舗を利用したツイッターユーザーが投稿したものだ。

運営会社のくら寿司(大阪府堺市)は2022年12月19日、J-CASTニュースの取材に対して、事実確認を進めていると回答した。

「再発防止に努めます」

事の発端は、あるツイッターユーザーが12月17日に投稿した動画だった。丼に入った乳白色のスープの中から、「くら鶏塩白湯スープ」と書かれたビニールの小袋を箸でつまんで取り出す様子が撮影されている。

その後、今回の動画を他のツイッターユーザーや複数のまとめサイトが取り上げるなどし、SNS上で話題になった。

投稿者は19日の取材に、スープ袋が入っていた商品は「鶏塩パイタンらーめん」だと説明。17日夕に家族と食事をした際のことで、スープ袋に気づいたのは、食べ始めた後だったという。

スープ袋に気づいた後の対応については、別の注文に関するミスで店員を呼んだばかりだったことから、「わざわざまた呼んでクレーム出すのもな...」と感じ、従業員に伝えずにそのまま店を出たとした。

くら寿司広報は19日、取材に対し「お客様から申し出が入っていなかったため、現在事実確認が取れていない」と回答。店舗の従業員へのヒアリングを進めていると述べた。

また同社広報は、投稿された動画を確認する限りでは「混入していた可能性もあるので、再発防止に努めます」とし、「お店で使っているものが、恐らく提供前に落ちてしまって気づかずに出してしまった可能性があると思います」と話している。