お笑いコンビ・とんねるずの石橋貴明がこのほど、アンタッチャブルの柴田英嗣、山崎弘也がとともに、フジテレビ系バラエティ特番『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』(17日21:00〜)の収録後に取材に応じ、同番組の放送頻度増加へ意欲を示した。

石橋貴明=フジテレビ提供

2004年に『とんねるずのみなさんのおかげでした』でスタートしたこの企画は、あまりに“細かすぎる”ゆえに笑いにはなりにくいと思われてきたマニアックなモノマネや、アンダーグラウンドな芸にも光を当て、幅広くお笑い芸人、モノマネ芸人の登竜門ともいえる存在に。

今回の大会を振り返り、石橋は「新人のメンバーも多く、ここ数年で一番レベルが高くて、また新たなスターがここから生まれる予感がしました」、山崎は「個人的にもすごく刺さるネタがあったので、早く帰って子どもに見せたいと思います」、柴田は「私たちは前回からの参加ですけども、『久しぶりに見たいな』っていう方が出てきてくれて、そこに対する感動みたいなのが一瞬ありました」と興奮を語る。

現在は、年1回の放送だが、収録中に石橋は「年3回やりたい」と語っていた。この真意を聞いてみると、「本当にちょっと回数増やしたほうがいいかなと思うんですよ。1年に1回だと忘れちゃう可能性があるから、2回でも3回でも。そしたらまた、たくさん新人出てくる可能性も広がるわけですからね。(高校野球の)春のセンバツ、夏の選手権みたいにやったり、年4回やって年間グランドスラムを決めてもいいし」と改めて意欲。柴田も「芸人さんもシーズを越えてかぶせるネタとかがやりやすくなると思うから、よりグレード上がっていくと思うんですよね」と同調した。

この年数回放送の実現に向け、『とんねるずのみなさんのおかげです』の総合演出だったフジテレビ港浩一社長への直談判を提案された石橋は「まあ港さんだったら大抵のことは大丈夫だと思います」と力強くコメント。

また、“元祖細かすぎて伝わらないモノマネ”とも言える、石橋のキャラクター・ダーイシ(石田弘プロデューサー)と、木梨憲武のキャラクター・小港さん(港社長)の久々の復活について聞かれると、「憲武は小港さんをやれますけど、石田さんが去年亡くなったんで…」とボケをぶっこみ、「ご存命なんで!」(山崎)、「亡くなってたらもっとニュースになりますから!」(柴田)と、全力で訂正されていた。







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