ウェブクルーは12月6日、「FIRE(経済的な自立と早期リタイア)に関する調査」の結果を発表した。調査は11月8日〜10日、資産運用によってFIREを実現し、リタイア後に運用益で生活している男女1,005名を対象にインターネットで行われた。

FIREを目指そうと思った時点で築いていた資産額

初めに、FIREを目指すきっかけについて聞いたところ、「自由な人生に憧れていたから」(48.4%)、「自分らしい人生にしたかったから」(32.5%)、「家族を大切にしたかったから」(23.5%)が上位に。

FIREを目指そうと思った時点で築いていた資産額を教えてもらったところ、「500万円未満」(21.8%)が最も多く、次いで「500万円以上1,000万円未満」(17.1%)、「1,000万円以上1,500万円未満」(18.7%)と続き、「2,000万円以上」という人は3割弱、「3,000万円以上」と回答した人は15.5%だった。

FIRE実現に向けて選択した資産運用方法とその理由

次に、FIREを実現するために実施した資産運用の方法を教えてもらったところ、「株式投資」(53.1%)が最も多く、次いで「投資信託」(39.8%)、「不動産投資」(29.5%)、「NISA・つみたてNISA」(20.5%)が上位に。

また、「FIREを実現する(目標とする額の資産を築き早期リタイアする)ために、資産運用で意識したこと」を聞いたところ、「中長期的なリターンが見込めること」(32.7%)や「ローリターンでも比較的ローリスクであること」(32.3%)と答えた人が多く、さらに「FIREを実現する(目標とする額の資産を築き早期リタイアする)ために実施したこと、または現在も実施していること」を聞くと、「固定費を見直す」(42.9%)や「家計を可視化する」(38.5%)が多かった。