服もマジで「チアダンサー」でした!

CAから構成されたチアダンスチーム「JAL JETS」

 JAL(日本航空)の成田〜サンディエゴ線(アメリカ・カリフォルニア州)が2022年12月2日、就航から10周年を迎えました。それにともなって成田空港では、一風変わったゲストが出演し、記念セレモニーが実施されています。搭乗ゲートで、JALのCA(客室乗務員)から構成されるチアダンスチーム「JAL JETS(ジャルジェッツ)」がダンスを披露したのです。


JAL東京〜サンディエゴ線10周年イベントの様子(2022年12月2日、乗りものニュース編集部撮影)。

 この路線は2012年12月2日に就航。同年に導入されたばかりのボーイング787を用いて運航が開始されました。なお、成田空港の担当者によると「アジアから初めてのサンディエゴへの直行便」だったそうで、同便に乗務経験のあるCAも「いろいろなお客様がいらっしゃる路線です」と話しています。

 JALの立花宗和運航本部長は「サンディエゴは気候が素晴らしく街がコンパクトで素晴らしいディスティネーション(渡航先)です」としたうえ、「映画『トップガン・マーヴェリック』の舞台でもあり、街にいくと空母『ミッドウェイ』が博物館として展示されていて、航空ファンなどにも興味をもっていただけるような場所です」と話しています。

「JAL JETS」は同社が民営化して間もない1980年台終盤に創部した歴史あるチアダンスチームで、現在は18人が所属。直近では、同社のラグビーチーム「JAL WINGS」の応援や社内イベントなどでダンスを披露することがあったといいます。とはいうものの、ここ数年は新型コロナウイルス感染拡大により、ダンスの披露の場が大きく減少。インタビューに答えた担当者も「空港のイベントは初めてで楽しみにしていました」と話します。

 この日の搭乗ゲートでは、4人の「JAL JETS」メンバーが、音楽に乗せて、キレキレの踊りを数曲披露しました。ボーイング787-8(機番:JA841J)で運航されたセレモニー対象便の出発時には、屋外の駐機場から踊りを交えつつ、乗客の見送りを実施しています。なおJALによると、この日の乗客数は幼児含め167人だったとのことです。