カタールW杯、モロッコに敗れたベルギー守護神クルトワ

 サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は27日、グループリーグF組で世界ランク2位のベルギーが同22位のモロッコに0-2で敗れる波乱。金星を献上したベルギーGKティボ・クルトワはロッカーに下がる際、女性スタッフ近くでモノに当たる様子が目撃され、「自分自身に怒るべきだ」など厳しい声が上がった。

 まさかの黒星を喫したベルギー。2失点した守護神は、悔しさも人一倍だっただろう。米スポーツ専門局「ESPN」のサッカー専門アカウント「ESPN FC」公式インスタグラムは、客席から撮影された1本の動画を公開。試合後にピッチから引き揚げ、ピッチサイド中央にある小屋を通り過ぎる際、クルトワが右手でその壁を叩き、怒りを露わにした。すぐ隣にいた女性スタッフも驚いた様子だった。

「ティボ・クルトワはベルギーがモロッコに2-0で敗戦した後、熱くなっていた」と紹介された動画には「自分自身に怒るべき」「終わった選手」「世界最高のGK(笑)あははは」「モロッコが彼らには良すぎた」「彼はクラブでプレーするときだけ良くて、代表のときはそうじゃない」と厳しい声が投げかけられた。

 それでも、勝ち点3で第3戦のクロアチア戦に勝てば、自力で決勝トーナメント進出が決まる。視線を落とすにはまだ早い。

(THE ANSWER編集部)