開幕戦でエクアドルに0-2完敗

 サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)が20日(日本時間21日)に開幕戦が行われ、開催国カタールはエクアドルに0-2で敗戦。開催国が初戦で黒星を喫したのはW杯史上初となった。現地を訪れている元日本代表選手は、カタール代表が見せた異様な光景を指摘。日本ファンからも「チーム崩壊しとるんか」「心折れてる」などと疑問の声が上がっていた。

 開催国の意気込みも吹き飛んだ。カタールが2点のビハインドとなった後半。時間の経過とともにスタンドから地元ファンの姿が消え、次第に空席が目立ち始めた。寂しい光景の中で聞いたW杯史上初の「開催国初戦黒星」のホイッスル。だが、異変はスタンドだけではなかった。

 NHKの開幕戦中継で解説を行った元日本代表DF中澤佑二氏は試合後、「交代枠があるのにカタールの控え選手が途中でアップを止めてしまっていた。エクアドルは最後までアップしていたのに」とリポート。今大会から交代枠は「5」に増えたが、カタールの交代は2人だけ。後半27分に“2枚替え”した後、ベンチの動きはなかった。

 カタール代表の思惑は不明だが、これにツイッター上の日本人ファンも反応。「途中で意気消沈した?」「チーム崩壊しとるんか」「心折れてる」などと疑問の声が寄せられていた。

(THE ANSWER編集部)