実業家のひろゆきこと西村博之氏が10月10日のツイッターで、沖縄県の辺野古基地建設の反対運動の現場の内情を暴露し、話題となっている。

 ひろゆき氏はインターネット番組『ABEMA Prime』(ABEMA)の取材で、基地建設に反対する現場を訪れたところ、反対派が続けている座り込み現場に人がいなかったため、「0日にした方がよくない?」などとツイートし、物議を醸していた。同番組ではこの問題を巡り、関係者との議論も行われたが、話は「座り込み」の定義に関して平行線を辿った。

 ​>>ひろゆき、辺野古の写真投稿し物議「座り込み抗議が誰も居なかった」 反論受けるも煽りつづけ批判も<<​​​

 さらに、ひろゆき氏は反対派の中に米軍だけではなく、自衛隊撤退を求めていた人もいたとし、「得するのはロシアや中国だ」とも疑問を呈していた。

 このトピックに関して、ひろゆき氏は10日ツイッターで「『米軍基地も自衛隊も全部出ていけ』っていうのは一部だけですよ? 暴論が過ぎる」と批判した一般ユーザーに引用リツイートをつける形で、「辺野古基地のトラック搬入口前で座ってる人を前にマイクとスピーカーを使って、反対派の人が順番に演説したり歌ったりしてたのですが、その中の一人が『自衛隊防衛局は出ていけ』『ついでに米軍も出ていけ』とマイクを使って伝えてました」と報告。続けて、「反対派の人は異議を唱えずに拍手して聞いてましたよ」と内情を暴露した。

 ひろゆき氏としては、この極端な物言いは、少なくとも反対派の中では総意として受け止められているのではと指摘した形だ。

 これには、ネット上で「反対派の中の妙な部分を取り除くしかないと思うんですよね」という声がある一方で、「そもそも、同じ軍隊なんだからどっちも出ていけという人が多いのは自然な話」という異論も聞かれ、賛否両論となった。

記事内の引用について
ひろゆき氏のツイッターより https://twitter.com/hirox246