世界的な人気を誇るBTS・VとBLACKPINKジェニーの熱愛説は、次々と登場する“カップル写真”によって既成事実化している。

【画像】Vとジェニーの“キス写真”が流出…旅行は本当だった?

そんななかBLACKPINKのジェニーの所属事務所YGエンターテインメントが、ついに口を開いた。

10月3日、YGエンターテインメントは公式立場を発表し、「BLACKPINKジェニーの個人写真の最初の流布者に対する捜査を警察に正式に依頼したことを明らかにする」と伝えた。続けて「これ以上は見過ごせない責任感」が生じて捜査を依頼したとし、「どんな善処もなくすべての法的措置を取る」と強調した。

2人の熱愛説が初めて浮上してから、すでに5カ月が過ぎている。あまりに遅い対応という印象だ。

次々と公開された“カップル写真”は本物?

先立って今年5月、Vとジェニーが済州島でデートを楽しんでいる写真が登場し、2人の熱愛説が浮上した。しかしBTSの所属事務所BIGHIT MUSICとジェニーの所属事務所YGエンターテインメントは、熱愛説について否定も肯定もせず、沈黙を続けた。

BTS・V(左)とBLACKPINKジェニー

すると8月にはVとジェニーの写真が次々と登場した。8月23日に待機室にいるVとジェニーの写真が公開されると、同25日にはVの自宅と思われる場所でのツーショット写真、29日には2人でエレベーターに乗っている写真が公開されており、大きなイシューとなった。

次々と公開されるプライベートな写真に、ジェニーのスマホのハッキング被害が懸念された。事実、“カップル写真”を公開したと主張する人物は「私が持っているVとジェニーの写真を一日に1枚ずつ上げる」などと予告し、プライベートな写真を数多く持っていることを暗示させた。

しかし2人の所属事務所は沈黙を続けるばかりで、被害はさらに拡大していく。

9月2日には、Vと見られる男性がジェニーらしき女性の“おでこ”にキスをしている姿のほか、2人がビデオ通話する様子、2人が固く手を握っていると推定される写真もあった。“カップル写真”を公開した人物は、これら以外にも複数の写真を所有していると伝わる一覧画像まで公開。さらにBLACKPINKの別メンバーと見られる数枚の写真まで拡散中された。

そして9月16日には5月の済州島デートの写真が、9月22日にもエレベーターで密着して写真を撮っている2人の写真が公開された。

(写真=オンラインコミュニティ)8月29日に公開された写真

そんな状況に、YGエンタがようやく重い腰を上げた格好だ。ハッキング被害を認めれば、写真が本物であることを認めることになる難しい状況でありながらも、YGエンタは今回の公式立場で「オンライン上に流布された写真は、本人(ジェニー)の意思と関係なく不法的に公開されたものだ」と伝えている。

これは事実上、公開された“カップル写真”が合成ではなく本物であることを意味しているといえるだろう。そうなれば、2人の熱愛も自然と“事実”ということになる。

ただ残念ながら今回の公式立場でも、すべての事の発端である2人の熱愛についての言及はなかった。あくまで否定も肯定もせず、従来のまま、つまり沈黙だった。

YGエンタの指摘する通り、プライベートを侵害したハッキング犯は処罰を受けるべきだ。しかし、すべての出発点である2人の熱愛の真相については不自然に避け続けるYGエンタの態度は、多くの支持を集めることはできないのではないだろうか。

◇V プロフィール

1995年12月30日生まれ。本名キム・テヒョン。2013年にBTSのメンバーとしてデビューし、グループ内ではサブボーカルを務める。“美少年”と呼ぶに相応しいビジュアルとのギャップを感じさせる低音ボイスが特徴で、ボーカルラインの中でも主に中低音パートを担当している。優れたビジュアルが世界的に評価されており、映画情報サイト『TC Candler』が発表する「世界で最もハンサムな顔100人」の上位にたびたびランクインしている。

◇ジェニー プロフィール

1996年1月16日生まれ。2016年にBLACKPINKのメンバーとしてデビュー。グループ内ではメインラッパーとサブボーカルを担当。2018年に『SOLO』でソロデビューを果たす。同曲のミュージックビデオの再生回数は4億回を超えた。ファッションブランド「シャネル」のビューティーアンバサダーとしても活躍。どんなアイテムも難なく着こなし、「存在そのものがブランド」と呼ばれるほど圧倒的な存在感を放っている。