長男ブルックリン・ベッカムの妻ニコラ・ペルツとの不仲について沈黙を貫いているヴィクトリア・ベッカムだが、息子の結婚式でニコラを泣かせる騒ぎを起こしていた。愛する息子の結婚式の準備に参加させず何も教えなかったニコラへの復讐と、息子を取られた母としての嫉妬がヴィクトリアを非礼な振る舞いへと駆り立てたのだろうか。

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ニコラ・ペルツとブルックリン・ベッカムは今年4月、ニコラの父で実業家のネルソン・ペルツ氏が所有するフロリダの別荘で結婚式を挙げた。その後、催された2人の披露宴で会場に緊張が走ったという。

英メディア『The Mirror』によると、ヴィクトリア・ベッカムに捧げるスピーチのためにニコラは披露宴の途中で立ち去り、泣き腫らしていたそうだ。

4月の結婚式以来、ヴィクトリアとニコラの間の確執が噂され、結婚式では緊張感が漂っていたとまで言われている。この確執について、ニコラはヴィクトリアのウエディングドレスではなくヴァレンティノのドレスを着たことから「不仲」の噂が始まったと明かし、ヴィクトリアのドレスを着用しなかった理由について「ヴィクトリアのアトリエで作ることができなくなったため」と語っていた。しかし緊張感の原因は「両家の文化の違い」とも関係者は指摘している。

このほどある人物が英メディア『Daily mail Online』に語ったところによると、結婚式に出席したデヴィッド・ベッカムの親友であり、ジェニファー・ロペスの元夫で歌手のマーク・アンソニーが行ったスピーチにニコラは気分を害したそうだ。

同メディアは「このスピーチは“噴飯物”であり、ヴィクトリアの“すべて”であった」として、以下の証言を伝えている。

「それは完全にヴィクトリアがいかに素晴らしいかという賛辞に過ぎませんでした。ニコラは結婚式の日に主役として皆から注目を浴びることを楽しみにしていたので、このヴィクトリアへの賛辞に本当に腹を立てていました。」

「ニコラは妹ブリタニー(Brittany)や母親と一緒に披露宴の途中で目に涙をためてその場を去りましたよ。」

一方で別の関係者は、ニコラが披露宴で動揺していたことは認めたものの、その理由はダンスの時にかける曲でトラブルが起こったためだと主張した。

披露宴でパフォーマンスを行ったとされるマークは、ニコラとブルックリンに捧げる曲を選ぶよう依頼したところ、2000年にリリースしたラブソング『You Sang to Me』が2人のお気に入りだったという。新婦のニコラが部屋を出たのは、マークが新郎新婦に選んだラブソングを紹介し、特別なダンスを披露すると思われたからだと主張している。しかし関係者はこう説明した。

「何の前触れもなく、ヴィクトリアの要望でマークは同じ曲を使って母と息子のダンスに切り替えたのです。」

ニコラはマークがスピーチでヴィクトリアを褒めちぎった後に会場を飛び出したと言われているが、ペルツ家に近い関係者はニコラが激怒した理由を自分達のために用意した歌を使われたからだと主張した。

また両家に近い関係者は、ベッカム夫妻がブルックリンの米国グリーンカードの支払いを拒否したので、代わりにニコラの父ネルソン氏がその金額を負担したと明かしている。

ヴィクトリアのとった行動はニコラに恥をかかせることはできたかもしれないが、ベッカム家とペルツ家の確執をさらに深めてしまっただけでなく、ブルックリンをさらに遠ざけることになってしまったようだ。

画像3枚目は『brooklynpeltzbeckham 2022年9月2日付Instagram「@voguehongkong . Thank you so much xx」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 雨宮瑠亜奈)