● レッドソックス 1 − 4 ブリュワーズ ○

<現地時間7月29日 フェンウェイ・パーク>

 レッドソックスの澤村拓一投手(34)が29日(日本時間30日)、本拠地でのブリュワーズ戦に救援登板。1点ビハインドの9回を託されたが致命的な2点を失った。

 澤村は1−2で迎えた9回に4番手として登板。先頭打者を右飛に退けたものの、次打者に四球と二塁打を許しピンチを招いた。一死二、三塁で9番・テイラーを3球で追い込んだが、最後は7球目の甘く入ったスプリットを左翼後方へ打ち上げられ、これが犠牲フライとなった。

 さらに、1番・イエリチは申告敬遠で二死一、二塁になったあと、2番・アダメズにも2ストライク後のスプリットを左前へ弾き返され二塁走者の生還を許した。

 澤村は1イニングで29球を投じ、2安打2四球(申告敬遠含む)で2失点。1回3失点だった24日(同25日)のブルージェイズ戦に続く複数失点で防御率は3.35に悪化した。

 レッドソックスはホームで競り負け再び借金1。後半戦もここまで2勝6敗と苦しい戦いが続いている。