[画像] 「勝ちたい感情は…」森田遥は5年ぶり2勝目狙うも実は“初V”のようなもの?

<ニチレイレディス 2日目◇18日◇袖ヶ浦カンツリークラブ・新袖コース(千葉県)◇6527ヤード・パー72>
2017年の8月にツアー初優勝を飾ってから5年間。森田遥にとって、この優勝は遠い過去のものになっている。大会2日目に7アンダーをマークしとタル11アンダーまで伸ばし首位タイに立ったが、「5年も経つと、早く勝ちたいなという感情はどっかにいっちゃいましたね」と笑う。
19年にはシード権を喪失したが、1シーズンで復帰。今季は“まずまず”の成績ではきているが、優勝争いははじめて。最終日最終組が全員同じスコアというガチンコ対決になるが、『絶対優勝』という気負いはない。
元々小技で勝負のタイプだが、今週はそれがひときわ目立つ。しびれる2〜3メートルのパッティングをことごとく決めピンチをしのぎながらトップを射止めた。「ショットがそこそこいい。グリーンも小さいので、パーオンすればそこそこ寄る」と、パッティングが最も得意な森田にとっては好都合なコース。このまま、2勝目へと突き進みたいところだが、そこは冒頭の言葉通り慎重となる。
「新しい感じです」と挑むツアー2勝目ならぬ“初優勝”特別なことはせず「目の前の一打に取り組んでいきたい」と話すが、サンデーバックナイン、優勝争いとなれば、きっと5年前の感覚は役立つはずだ。(文・高桑均)
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