手軽に印象チェンジを狙うなら、後ろ姿をすっきりさせるのがおすすめです。お腹や脚など、正面から見たときの姿は鏡でチェックしていても、バックスタイルまで意識が向いている人は少ないように思います。

また、背中の肩甲骨周りには「インナーマッスル」が沢山あります。実は、身体の奥にあるこの筋肉は、脂肪を燃やしてエネルギーに変える働きを持っているんです。背中周りを集中的に鍛えることで、より痩せやすい身体に近づけるはず。

だからこそおすすめしたい、背面トレーニングを3つご紹介します。1日10回繰り返すだけでOKなので、後ろ姿を整えつつ痩せ体質をゲットしちゃいましょう。

腕を「W」の形に「バックエクステンションW」

画像:WEBGYM

背中からお尻、太ももまで、バランス良く背面が鍛えられるトレーニングです。うつ伏せの状態で、手はまっすぐバンザイのポジションに。上半身を起こしながら、肘を後ろに引きます。

脇を締めて、反動をつけずにゆっくりと行うと効果的です。また、上体を反らしたとき、肩甲骨をしっかりと寄せるといいですね!まずは10回を目安に取り組みましょう。

上半身を鍛える「ベントオーバーサイドレイズ」

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肩から背中までの上半身の筋肉に働きかけるトレーニングです。肩幅程度に足を開いて立ち、腰を45度くらい曲げます。背中を丸めないように注意しながら、両手を横に広げましょう。

首を長く保ち、肩に力が入り過ぎないようにします。肩甲骨を意識しながら、10回を目安に行いましょう。慣れてきたら、ダンベルの代わりにペットボトルを持つのもいいですね。その場合、肘が伸び切った状態だと首や肩に力が入りやすくなるので、若干曲げた状態で動化すことをおすすめします。

肩から背中までを刺激する「ベントオーバーフロントレイズ」

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身体を45度まで倒し、膝と股関節も曲げます。肩甲骨を下げつつ胸を張り、基本のポジションをしっかりと作りましょう。その姿勢のまま、両手を万歳の要領で上げていきます。

ポイントはゆっくりと上げ、ゆっくりと下ろすこと。耳の横のラインまで手を上げ、肩甲骨の下に力が入るように意識するとより良いですね。目安として、まずは10回頑張ってください。

以上、宅トレメニューの中でも、優先順位が低くなりがちな背中のトレーニングについてご紹介しました。スラリとした背筋は誰の目から見ても好印象。筋トレを継続して、すっきりとした身体を目指しましょう。

【画像・参考】
※体幹を鍛えてくびれ&免疫GET!「バックエクステンションW」、自宅でこそ背中を鍛えるべき!「ベントオーバーサイドレイズ」「ベントオーバーフロントレイズ」/WEBGYM
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