インテルに所属するチリ代表FWアレクシス・サンチェスがスーペルコッパ・イタリアーナについて語った。12日付けでイタリアメディア『Football ITALIA』が伝えている。

 前シーズンのセリエA優勝チームとコッパ・イタリアの優勝チームが一発勝負を行う同大会。インテルとユヴェントスが『サン・シーロ』で激突した今シーズンの戦いは、1−1で前後半の90分間終え延長戦へ突入する展開に。そして迎えた延長後半アディショナルタイム、途中出場したA・サンチェスの劇的ゴールでインテルが2−1の勝利を収めた。

 試合後の取材に応じたA・サンチェスは「チャンピオンは、プレーすればするほど良い状態となる。他の誰にもできないことが他の誰もできないことを実現できるんだ」と喜びを表現。75分にラウタロ・マルティネスと代わって途中出場したことについては「(セリエA第21節)ラツィオ戦でもプレーしていたし今日は調子がよかったらプレーすると思っていたが、(シモーネ・インザーギ)監督の判断でそうなった。僕たちは正しい道を正しい選手と進んでいるし、この状態を継続しなければならない」とチームとの信頼関係も示しながら語った。

 また「僕はこれまで、自分を檻の中のライオンのようだと言っていた。しかし、彼(インザーギ監督)は後半最後の15分間に僕を起用して、違いを生み出すように言ってくれた。僕はもっと早く投入してくれと言ったが、結果を残すことができた。これがライオンの咆哮だ!」とも語り、勝利の喜びを爆発させた。