「引っ越しの挨拶には来てくださったみたいなんですが、奥さんもお子さんもお見かけしたことはないですね」(近所に住む女性)

【写真】近隣から苦情がきたというハリウッドザコシショウのド派手な動画撮影風景

 駅から10分ほどの、都内の閑静な住宅街で話を聞いても、目撃談はほとんどない。さらに数軒ほど離れると、新築された家の存在は知っていても、家の主は誰ひとりとして知らない。白いスタイリッシュな外観に、子どもと一緒に育てているであろう小さな花壇があるこの場所は、地下1階、地上2階建てのハリウッドザコシショウが建てたばかりの新居である。

「このエリアは、徒歩圏内に複数の駅があり、最寄り駅へのアクセスがしやすい便利な場所です。アパートやマンションには若者のひとり暮らしが多いですが、ファミリー向けにも人気のエリア。ザコシショウさんの家は、土地が7000万円ほど、建物が3000万円から4000万円ぐらいで、合わせて1億1000万円ほどだと推定されます」(不動産業者)

自宅とは別にあった作業部屋では……

 都内に1億円超の家を建てるだなんて、優勝しても日の目を見ないことが多い『R-1ぐらんぷり』王者の中では、さすがの売れっ子ぶり。

「ザコシショウさんのネタは、大きな声や大げさな動きが特徴です。古畑任三郎のキャラクターに扮した漫談での“ハンマーカンマー”のフレーズや、R-1の優勝ネタでもある、人物の特徴を誇張して表現する“誇張モノマネ”で知られていて、R-1優勝後はお笑い番組で広く活躍しています」(お笑いライター)

 引っ越し前はマンション住まいだったザコシショウ。家族と暮らす自宅とは別に“作業部屋”も持っていた。

「当時の自宅マンションから徒歩1分の場所に、家賃8万円ほどのワンルームを借りていました。ここでは、ネタづくりや動画配信などを行っていて、家庭と仕事はしっかり分けていたようです」(テレビ局関係者)

 作業部屋のマンションもすでに引き払っているが、それにはザコシショウらしい理由があって……。

騒音トラブルについて本人に聞くと

「3年ほどいらっしゃったみたいです。夜になると動画配信を始めるようで、奇声や大声がうるさくて……。建物の構造上、音が響きやすいというのはあるみたいですが、大家さんには何回もうるさいと伝えて、管理会社からも注意してもらいました」(作業部屋の近所の住民)

 たしかに、あの大声が頻繁に聞こえてきたら、気がめいってしまいそう。

 ご近所からの騒音クレームについて、作業部屋にしていたマンションの大家に聞いてみると、

「ノーコメントでお願いします。本人に直接、聞いてみてください」

 とのこと。そこで、自宅前でタクシーを待つザコシショウを直撃。

「週刊誌ってこんな感じで来るんですね」

 と、驚きながらも話を聞かせてくれた。

─立派な一軒家を建てましたね。

「ありがとうございます」

─以前の作業部屋では、近所の住民から騒音クレームを受けていたと聞いているが? 

「トラブルとかにはなってないですよ! ただ、ネタの練習をしていただけです」

─たしかに持ちネタはかなり声が大きいですもんね。管理会社からの注意もあったそうですが……?

「たしかに、管理会社から注意を受けたことは1度だけありました。でも、ほかの住民の方とトラブルは起こしていないですよ」

 そう言って、トレードマークのテンガロンハットをかぶり、タクシーで仕事に向かったザコシショウ。大きな“ハンマーカンマー御殿”を建てたからって、ハシャギすぎないよう要注意!