(台北中央社)2月下旬に北部でバイク事故に遭い、重体となっていた日本人留学生、林俊徳さんが6日、亡くなった。事故後、病院に搬送されたが、意識が戻らず、脳死状態となっていた。

日本から駆け付けて付き添っていた母・里美さんは、俊徳さんの角膜提供を申し出た。里美さんによれば、俊徳さんは行動的な性格で、さまざまな場所に出かけるのが好きだったといい、「台湾で光を求める人の役に立ってほしい」としている。

事故は2月21日午後、新北市郊外の新店区と北東部・宜蘭県を結ぶ北宜公路で発生。俊徳さんが乗っていたスクーターと中型バイクがぶつかった。相手の台湾人男性は事故当日に死亡が確認された。

(編集:楊千慧)