ウクライナのあるカップルが3か月間、お互いの手首を鎖で繋いで愛を確かめるチャレンジを始めたという話題をお伝えしたが、病院へ行かなければならないトラブルが発生したという。『LADboble』などが続報を伝えている。

【この記事の他の写真を見る】

先月14日のバレンタインデーに、ウクライナ在住のヴィクトリア・パストバトーヴァさん(Viktoria Pustovitova、28)とアレクサンダー・カドレーさん(Alexander Kudlay、33)がお互いの手首を鎖で繋ぎ、そのまま3か月過ごすというチャレンジを始めた。

鎖で繋がれてから約2週間を過ごしてきて料理やお皿洗い、トイレ、車の運転など様々なことに慣れてきたと明かすも、ヴィクトリアさんの身にトラブルが発生した。

四六時中大きな鎖を繋いでいたことからヴィクトリアさんの腕の皮膚は傷が付いて皮下組織が露出してまい、痛々しい状態になってしまったのだ。ヴィクトリアさん本人はとても痛がっており、軟膏を塗ったりして対処したが次第に悪化してしまったという。

予想外の出来事に、今回のチャレンジの発案者であるアレクサンダーさんも「これは悪夢だよ」と頭を抱えた。ひとまず病院で診てもらい、ヴィクトリアさんは傷の部分に包帯を巻いたそうだ。

皮膚科医のタチアナ・エゴロワさん(Tatyana Egorova)は、ウクライナのテレビ番組で「ヴィクトリアさんの腕には潰瘍ができてしまっています。継続的に金属が触れることで皮膚の組織が削られ、治る前にまた傷が付く悪循環になっているのです。2人はチャレンジを中止した方がいいと思いますね」とコメントした。

しかし今のところ、2人はこのチャレンジを中止する様子は見せておらず、ヴィクトリアさんは包帯を巻いたまま生活している。

ちなみに現在までの生活で一番困っているのは、出掛けた際のトイレ問題だ。公共のトイレは男女分かれているので、どちらかが違う性別のトイレに入らなければならない。ヴィクトリアさんは女性用に行きたいと主張し、アレクサンダーさんを連れて女性用トイレに入るが、周囲の人からはクレームが起きるという。

しかし仕事の面では問題ないようで、アレクサンダーさんはオンラインで車の部品販売をしており、ヴィクトリアさんはエステティシャンだが、ロックダウン中なので現在は自宅で練習中と明かしている。

画像は『The Sun 2021年2月26日付「LOVE WILL TEAR US APART Woman suffers horror wounds on wrists after chaining herself to her boyfriend in ‘ultimate show of love’」(Credit: Instagram)(Credit: social media)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)