リモートワークの推奨や度重なる外出制限などにより、人と会う機会が減ったこのタイミングは新しい髪型やメイクなどに挑戦する良い機会だ。このほどSNSで“モンキー・テール・ビアード(monkey tail beard)”と呼ばれる、サルの尻尾をモチーフにした斬新な髭のデザインを施した写真が投稿され話題になっている。しかしこの新しいトレンドに「ちゃんと鏡見た?」などと呆れた声が多数あがっているようだ。『News 18』などが伝えた。

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InstagramやTwitterなどに風変わりな髭のデザインが多数投稿され、マネする人が続出している。“サルの尻尾”と呼ばれるそのデザインは、片方のもみあげからアゴに向かって細く髭を整え、口の周りを沿って鼻下に流れるように施されている。くるっと丸まったそのデザインが、サルの尻尾のように見えることから名前が付けられたようだ。

奇抜なデザインだが、実は2019年9月にこの最先端のオシャレを取り入れた人物がいた。米フロリダ州ブロワード郡ハリウッド出身のメジャーリーガー、マイケル・ブルース・ファイヤーズ選手(Michael Bruce Fiers、35)だ。

当時、この髭で試合に登板したマイケル選手の姿に、人々は「直感でやったのかな」「賭けにでも負けたのか?」などざわついたという。しかしマイケル選手は「面白いと思ったからやっただけだよ。長いシーズンが始まって、チームメイトに笑ってもらいたかったのさ。僕はそういうキャラだからね」と明かしている。

当時は“Gの形”、“奇妙な髭”などと報道されていたが、時代が変わり一気にファッショントレンドへと変化した。

人々は自身のSNSで“Monkey Tail Beard”とタグを付け、自慢の“サルの尻尾”を公開した。右巻きや左巻き、縞模様など各々の個性を取り入れたデザインになっている。また巻き数を増やしたものや、鮮やかな色に染めたものなど、オリジナリティあふれる姿も見られた。

この奇妙なデザインにネット上では「試してみたいな」「新しいデザインに挑戦するには良い案かも」という声もあるが、「ひげ剃りの途中なだけだよね?」「あり得ないでしょ!」「最悪のトレンドだ」「自分たちでやる分にはいいと思うけどね」「ちゃんと鏡見た?」「もうちょっと大人になってくれ」といったネガティブなコメントが大半を占めている。

画像は『Pleated Jeans 2021年1月14日付「“Monkey Tail” Beards Are The Latest Male Facial Hair Trend That Needs To Stop (22 Pics)」』『News 18 2021年1月19日付「Bizarre ‘Monkey Tail Beard’ Challenge Has Men Showing off Their Facial Hair in Viral Trend」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)