中国では夏にショートパンツやミニスカートを穿く女性が多く見られるが、こうした女性たちも冬になるとしっかりと厚着をして、体を冷えから守る服装をするのが一般的だ。

 健康の観点から「冬には厚着する」というのが中国人の一般的な考え方であり、日本のように冬でもスカートを穿いて生足を出している女性は中国ではほとんど見受けられない。中国メディアの百家号は19日、「なぜ日本では冬でもミニスカートの女性がいるのか」と題する記事を掲載した。

 記事はまず、中国では日本のテレビドラマなどで「冬でもミニスカートを穿いている女性」が登場する様子を見て「これはフィクションに違いない」と感じる人が多いと紹介する一方、日本では「冬でもミニスカートの女性がいるのは事実であり、決してフィクションではない」と説明した。

 さらに冬でもミニスカートを穿いている日本の女性のなかには「生足を出している」人もいるとし、これは中国人にとっては大きな驚きであると強調。寒い冬にかかわらずミニスカートを穿くのは、日本の冬は中国の冬よりも寒くないという要因もあるが、日本の女性はそれだけ「おしゃれが大好き」ということだと指摘したほか、日本人は子どもの頃から薄着に慣れていて、我慢強いことが要因なのではないかと考察した。

 一方で記事は、冬にミニスカートを穿いても「若い時ならば身体に影響はないかもしれないが、年齢を重ねるにつれて若い頃の無理が様々な症状となって現れるかもしれない」と主張。中国では「体を冷やすことは万病のもと」と信じられているが、冬はやはり体を冷やさない方が良いのではないかと主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)