2021年1月18日放送の「おかあさんといっしょ」(NHK・Eテレ)で、「ぼよよん行進曲」が放送された。

これを受けて視聴者の間では、20年に亡くなった今井ゆうぞうさんを偲ぶ声が広がっている。

「『ぼよよん』ほろりと元気頂きました」

歌手で俳優の今井さんは、2003年から08年までの約5年間、「おかあさんといっしょ」で10代目の歌のお兄さんを務めていた。当時人気だった曲には、「ぼよよん行進曲」、「ずんずんあるいて」、「しろいともだち」などがある。

引退後は、コンサートや舞台を中心に活躍。20年には、ステイホーム期間の子どもたちを元気づけるため、歴代の歌のお兄さん・お姉さんとともに「ぼよよん行進曲」をリモート合唱したことで話題になっていた。しかし同年12月21日、脳出血により自宅で亡くなった。43歳だった。

21年1月18日、「おかあさんといっしょ」で「ぼよよん行進曲」が放送されると、SNS上では今井さんを偲ぶ声が広がった。

「ぼよよん行進曲で大泣きでした。初めての子育てで私を助けてくれたのは、旦那でも誰でもなくて、ゆうぞうお兄さんとしょうこお姉さんの歌声でした。本当に感謝しかありません」
「ぼよよん行進曲ありがとう 今はゆうぞうお兄さんを思い出して切なくもなりますが、やっぱり元気の出るいい曲」

同曲を作曲した中西圭三さんも、こうコメントした。

「『ぼよよん』ほろりと元気頂きました『ブー!スカ・パーティー!』最高早くまた友だちんちに行ってパーティーで盛り上がれる日が戻りますように...」