アニメ「銀魂」の劇場版「銀魂 THE FINAL」が2021年1月8日に公開された。ツイッターには早くも映画を鑑賞したと思われるユーザーから、さまざまな感想が投じられている。

ただ非売品の「入場者特典」については「怒りの声」も。第一週(1月8日〜)の入場者プレゼントである「空知英秋描きおろし『炭治郎&柱』イラストカード」が、早くも「転売」されているためだ。

1000円未満〜2000円台だと「SOLD」

「銀魂の特典ポスカ、ついに8000円とかで転売してる奴いて笑う」
「メルカリ見てたら映画銀魂の特典欲しくなっちゃうよ...転売から買っては行けない...ぐぬぬ...銀さんのポストカード欲しい...ぐぬぬ」

「転売」に怒りをにじませるファンの投稿例だ。記者がフリマアプリ「メルカリ」を確認すると、1枚8000円で売られている特典イラストカードがあった。こちらは売り切れていなかったが、1000円未満〜2000円台だと既に「SOLD」となっているものもちらほら。

インターネットオークション「ヤフオク!」も同様だ。出品されているのはイラストカードだけではない。「アニメ銀魂 名エピソード総選挙」の獲得票数上位25話と「銀魂 THE FINAL」の名シーン5種の、合計30種類の中からランダムで配布される「歴代各エピソード&『銀魂 THE FINAL』フィルム風シール」も出品されている。一枚あるいは数枚まとめて、さらにはポストカードとセットで...と、さまざま。

新型コロナウイルス感染の影響や、積雪といった事情で映画を観に行けない人たちは恨み節だ。

「今日も映画行こうと思ってたけど家で大人しくするか...。今感染したら今後観に行けなくなるし...。どんなに気をつけてもいつ感染するかわかんないけど...。でも特典も転売で手に入れたくない気持ちが...」
「銀魂映画みに行くか悩むくらいなのに既に転売ヤーによって空知先生描き下ろし鬼滅の刃が出回ってるの許さない」

イラストカードは2月頭に再度配布

そうしたなか、アニメ銀魂公式アカウントは1月11日、第四週(1月29日〜)入場者プレゼントの情報をツイッターで公表。内容は「空知英秋が描いた(たぶん?)最後の<万事屋>イラスト&<炭治郎&柱>集合ビジュアル 両面ミニポスター!」だ。ファンの中には「これは絶対"転売すんなよ!"ですね」と受け止める人もいる。

また、転売されているイラストカードについては、劇場版「銀魂 THE FINAL」の公式サイトに以下の説明がある。

「第五週(2月5日〜)<予定>から全国の上映劇場にて新たに用意され、再度配布させて頂くこととなりました。
第五週も第一週と同様に、全10種類がランダムで配布されます」

今慌てて手に入れようとしなくても、2月に再びゲットするチャンスが巡ってくるということだ。