いまやすっかり当たり前になった、完全ワイヤレスイヤホン。とくに2020年は在宅勤務・自宅学習の機会が増えたことで、ミーティング用あるいは手軽に音楽を楽しむために利用する人も多かったのではないかと思います。
そんな完全ワイヤレスイヤホン、今年もいろいろと新製品が登場しました。そこで今回は、完全ワイレスイヤホンの中から個人的に使っているもの、気になったものから、私的なベスト5をピックアップしてみました。今年発売されたのではないものも含まれますが、そこはご容赦ください。
1.WF-1000XM3
オーバーイヤーのWH-100XM4を購入したこもあり、自宅での利用頻度は激減してしまいましたが、とりあえず外出するときに利用しているのはこのイヤホン。持ち歩く端末が頻繁に変わったり、複数を持ち歩いたりすることもあるので、簡単に切替えられるマルチペアリングが重宝しています。
ノイキャンワイヤレスを沢山買ったけど「WF-1000XM3」をメインで使う理由|ベストバイ2019
2.AirPods Pro
いまやノイズキャンセリング搭載完全ワイヤレスイヤホンの代名詞になっているAirPods Pro。「AirPods Pro対抗」「AirPodsキラー」という言葉は新製品が登場する度に目にする物です。とはいえ、Androidメインの人があえて選ぶことは少なそうですし、その言葉が正しいのかは常々疑問に思っていたりもします。
ともあれ、iPhoneユーザーであれば、真っ先に候補としてあげられるデバイスでしょう。ちなみに、ANCを含めた基本機能はAndroidでも利用出来ます。
AirPods Proのファームウェア更新、空間オーディオと自動切り替えが実現
AirPods Pro専用COMPLYチップレビュー、ミチっと装着して遮音性や低音がUP
3.Galaxy Buds Live
2020年夏に発売されたGalaxy Budsシリーズの最新モデル。マメ型という形状のインパクトが強いですが、シリーズ初となるANCを搭載するなど機能も充実しています。
装着感はかなりよく、長時間使っていても疲れません。ただ、開放型ということもあり、ANCの効きは少し弱め。集中して音楽を聴くと言うよりも、常にBGM的に音楽を流しているような用途に向いていそうです。
サムスンGalaxy Buds Live発表。マメ型筐体に開放型ANC搭載の完全無線イヤホン
マメ型イヤホン「Galaxy Buds Live」開封インプレッション
4.Pixel Buds
日本では2020年8月に発売となったGoogleの完全ワイヤレスイヤホン。イマドキとしては逆に珍しく、ANCには非対応です。代わりに、周囲の騒音に合わせて音量を自動調整するアダプティブサウンド機能を搭載します。
これは、繁華街などで周囲うるさい場合には、音量を上げて聞きやすくし、逆に静かな環境では自動的に音量を下げてくれるという機能です。
他にも、赤ちゃんの泣き声や緊急車両のサイレンなどが聞こえると音量を下げて、周囲の音を聞こえやすくするなど、Googleらしいといえそうな機能を搭載しているのも特徴です。
ノイキャンが要らないと思わせてくれる Google Pixel Buds 注目の新機能
Pixel Budsに新機能追加のアップデート。低音ブーストやアテンションアラートなど
5.HUAWEI FreeBuds Pro
日本では11月に発売となったHAUWEIの完全ワイヤレスイヤホン。これだけは実際に試したことはないのですが、各所のレビューなどを見ても非常に評価が高く、気になっているデバイスです。
前モデルとなるFreeBuds 3は試したことがありますが、開放型でありながらANC対応で、長時間の装着でも疲れにくい印象でした。それに対してFreeBuds Proはカナル型に変更されているので、装着感は気になるところ。
完全ワイヤレスイヤホンでは対応機種が少ない2台同時接続のマルチポイントに対応しているのも特徴で、パソコンで利用しつつスマートフォンに着信があったらそのまま応答も可能です。
完全無線イヤホン Huawei FreeBuds Pro発表、アクティブノイズキャンセルが進化
外部リンクEngadget 日本版