味が混ざらず、2種類の料理を同時に調理できると話題の「両面ホットプレート」。インスタグラムなどでも人気のアイテムを、ライブドアニュース編集部が試してみました。

実際に使ってみるとすごく便利で感動! 開発の背景を、アイリスオーヤマ広報・松下さんに伺いました。




――折りたたみ式のホットプレートは他社の事例も少なく、珍しいですよね。どういった経緯で企画されたんでしょうか?
松下:実は、開発者の家庭のちょっとしたイザコザがきっかけなんです。社員に海鮮が苦手な人がいるのですが、家族と焼肉をするとき海鮮のエキスというか、水分がどうしても流れてきてしまうのが嫌だったそうで。「いっそプレートを分割してしまおう!」と思いついたのが、商品になりました。

――折りたたみ式にする予定が先にあったわけではなく、プレートを分けたい!というのが最初だったんですね。
松下:そうなんです。プレートを2枚に分けるのであれば、折りたためた方が便利だということで現在の形状になりました。



――どういった方が多く購入されていますか?
松下:3〜4人くらいの世帯が多いですね。カラーが可愛くてコンパクトなので、1人暮らしの女性がホームパーティ用に購入されることもあるようです。

――オレンジとホワイトのボディは、インスタグラムでも好評ですよね。大人数用のモデルが欲しいという声もありましたが…。
松下:ご要望を受けて、2019年8月にプレート面積が1.8倍になった「左右温調ホットプレート」を発売しました。こちらは折りたためないのですが、付属のフタを固定して立てて収納ができるので、大きさの割に収納には困らない仕様になっています。



▲左右温調ホットプレート。横幅約50cmで、たっぷり調理できる。


――「両面ホットプレート」は今年のSTAY HOMEで売り上げが伸びたそうですが、ほかにも好調の家電はありますか?
松下:学校が休みになったので、お子さんと一緒に料理しながら食べられるということでホットプレートはどの種類も人気でした。
ほかに、弊社の電気圧力鍋は2万円以下で値ごろ感がありヒットしていますし、オーブンレンジやホームベーカリーなども売れています。いつもより少し手をかけて料理をしたいというニーズがあったのかもしれません。
キッチン家電以外だと、テレビや掃除機、サーキュレーターも好調です。

――最後に「両面プレート」のおすすめの使い方、貴社スタッフさんの間で人気の使い方などがあれば教えてください。
松下:たこ焼きプレートを活用している社員が多いです。アヒージョやひと口カステラが美味しく楽しめます。蓋は付属していないのですが、アルミホイルを被せてシュウマイを穴に入れて蒸している人もいますね。
インスタで人気なのは、平面プレートを使ったビビンバなどのごはんものです。1つのプレートが小さめなので作りすぎず、ちょうど良いサイズ感なんですよ。



●この記事で使用した商品:
アイリスオーヤマ 両面ホットプレート DPO-133 \8,980(税抜)
Twitter:@irisohyama_info
Instagram:@irisohyama