21日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)の「2時プロジェクト〜気になっているのは私だけ?〜」で特集された、“手抜き弁当”というワードが視聴者から疑問の声を集めている。

 「女性がいま知りたいこと、調べてほしいこと」を特集するというコンセプトのこのコーナー。この日は「手抜きに見えない スゴい手抜き弁当ってどんなの?」として、番組調べで92人中8人が作ったことがあるいう“手抜き弁当”について取り上げることになった。

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 VTRでは、番組スタッフが実際に“手抜き弁当”を作っているという女性の自宅を訪れ、その作り方を調査。タッパーにご飯を詰め、その上から生のもやしとウインナーを調味料で和えたものを乗せ、完成直前まで仕上げ、食べる前にタッパーごと電子レンジで加熱するという合理的なお弁当や、4品のおかずとご飯が入っているものの、すべて電子レンジで調理するため、計15分で完成するお弁当などを紹介していた。

 しかし、この“手抜き”というワードに視聴者からは、「手抜きではなく時短では?」「手抜きっていうネガティブなワード使う必要ある?」「作ることそのものが手抜きではないし、効率的に作ってるだけ」といった苦言が集まる事態になっている。

 また、この特集に、MCの坂上忍は最初のお弁当について「食べる前にチンしたら絶対もやしの汁とか出てくるよ。生臭くなるよ」と苦々しい顔を見せていたものの、“手抜き”というワードについては、「でも、手抜きに見えないように作業するってことは、そこにひと手間加わってるってことだから手抜きじゃないよね?」と指摘。出演者のカンニング竹山も、「全然手抜きじゃないですよ」と同意していた。

 時間短縮かつ効率的なお弁当テクニックが披露されていたが、番組で使用されたワードに、視聴者はもちろん出演者も疑問を覚えたようだった。