2020年10月20日に放送された「あさイチ!」(NHK総合)に出演した俳優の高橋一生さん(39)について、「食べ方が綺麗だった」と視聴者の間で話題になっている。

この日の特集は「高橋一生さんと楽しむきのこ料理」。番組レギュラーの料理人の3人がいつものように出演者らに自慢の料理を振る舞ったが、3人の料理を食べる際の高橋さんの様子に視聴者が絶賛の声を上げたのだった。

サケを少なめにちぎって、箸の先で上品につかむ

1人目の秋元さくらシェフ(フレンチ)が振る舞ったのは、「サーモンのデュクセルソース」と「粒マスタードのポテトサラダ」。1品目として出されたサーモンのデュクセルソースに対し、「うわっ! デュクセルソース美味しい! 爽やかですね!」と目を見張った高橋さんだったが、その際にはやや少なめにちぎったサケの身を箸の先で上品につかんでいたのだった。また、続いて出された粒マスタードのポテトサラダを食べた際にも、やはり、ポテトサラダを箸の先で少なめにつかみ取り、口へ運んだのだった。

2人目の荻野聡士シェフ(和食)は、「まいたけの吹き寄せごはん」と「きのこたっぷり豚汁」を披露。米を茶碗からすくい上げると、縦長に開けた口に放り込み、「ありがとうございます!」と絶賛。その後は「美味しい!」と絶賛。「美味しい!」よりも「ありがとうございます!」が先に出たところからして、本当に美味しかったのだろう。2品目の豚汁についても、やはり、「ありがとうございます!」と絶賛するなど、終始笑顔がほころんでいた高橋さんだった。

3人目の山野辺仁シェフ(中華)が提供したのは、「きのこの竹筒湯(ツートンタン)」と「スパイシーから揚げ」。鶏と豚のひき肉にシメジなど複数の種類のきのこを練り込んで蒸したすり身を匙ですくった高橋さんはすり身を口に含むと「鶏と豚の間から、きのこの香りが......すごいですね!」とニッコリ。さらに、から揚げについても「おおお、スパイスの香りが凄い」と、実に満足げな表情を浮かべたのだった。

「朝から高橋一生さんに癒されたわ」

これら、番組中で高橋さんが食事を楽しむ姿に対しては、「朝から高橋一生さんに癒されたわ ご飯の食べ方が綺麗な人ってやっぱりいい」といった視聴者からのツイートがネット上に続々。「高橋一生さんもお箸の持ち方綺麗で食べ方も綺麗」との声も上がった。

これら、視聴者をうならせた高橋さんの食べ方だが、その食べ方をよくよく見てみると、箸や匙で採る量が、心なしか一般的な人間よりも少ないように見える瞬間が何度もあった。そして、それを笑顔で口に運ぶと、丁寧に咀嚼して飲み込むという動作を繰り返していた。恐らく、視聴者は高橋さんの「丁寧な食べ方」から、その穏やかな人間性を感じ取って絶賛の声を上げていたのではないだろうか。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)