10月20日(火)、讃岐うどん専門店「丸亀製麺」から、「漢気(おとこぎ)!牛肉タル鶏天ぶっかけうどん」が発売開始されました。「もっとうどんをたくさん食べたい」「もっともっと肉を食べたい」という声に応えたボリューム満点な新商品だそう。

今回は、「漢気!牛肉タル鶏天ぶっかけうどん」という迫力ある1杯を、フードライターの白央篤司さんにレポートしてもらいました。一度食べてすっかりハマってしまったという白央さん、一体どんな点に惹かれたのでしょうか?

人気メニューが合体したお得な1杯!



ああ、なんというボリューム感!

ご覧ください、丸亀製麺から今秋発売の「漢気!牛肉タル鶏天ぶっかけうどん」ですが、なんとそそられるルックスでしょうか。食欲の秋を代表するかのような堂々たるオーラが放たれています。

「漢気!牛肉タル鶏天ぶっかけうどん」は、2020年夏に行われた丸亀製麺の「あなたが選ぶ! うどん総選挙」で12万762票を獲得し、見事1位に輝いた「タル鶏天ぶっかけうどん」(鶏の天ぷらとタルタルソースがのったぶっかけうどん)と、通常メニューとして常に大人気の「肉ぶっかけうどん」、その両方の具が一度に食べられる、なんともお得でボリュームのある1杯なんですよ。

濃いめの味なのにくどすぎない”バランス感”がお見事



まず魅惑の具をそれぞれご紹介。

ゴロッとした鶏の天ぷら、1個1個が実に大きいんです。赤ちゃんの握りこぶしぐらいはゆうにありますね。鶏モモ肉にうち粉をつけて、白絞油(しらしめゆ)でジックリと揚げて作られます。それがなんと4個ものっているんですよ! もちろん店内揚げたてが基本、ジューシーでしっとりとした食感が魅力です。



鶏天にもりもりとまたがるのが、特製タルタルソース。酸味のきいたピクルスと玉ねぎを刻み、大粒につぶしたゆでたまごと混ぜて作られています。粒立ちがしっかりして、食感がなんともいいんだなあ。こってりとはしているけれど、くどくない。そしてトッピングされている黄色いものは、ユズの皮。柑橘の爽やかな香りがアクセントになっています。



これまた惜しげもなくたっぷりと盛られているのは、特製の割下で味付けした牛肉を煮つけたもの。日本人が大好きな甘辛い醤油味です。玉ねぎを店内で刻むところから始めて、丁寧に手作りされているんですよ。

先のタルタルソースもそうですけど、濃いめの味なのにくどすぎないバランス感がお見事。研究のほどが感じられますねえ。パンチはあるのですが、食べていて重くならない。相当計算して味つけされてるんだろうな。ちなみに丸亀製麺の「肉うどん」は、年間約450万杯も売れるほどの人気なのだそう。

いざ実食!



とにもかくにも、いただきましょう!

まずは鶏天から。箸で持ち上げてみれば、ズシリと来るじゃないですか……。俺の中の高校生が「うひょー」と喜んでいます。テンション上がりますねえ。まずはそのままガブッと噛んでみれば……おお、これ下味にもユズが使われているじゃないですか。

え? ペースト状にしたユズを鶏肉に揉みこんでから揚げている? 芸が細かいなあ………香りがよくて、スルッと食べられちゃいますね。



で、ぽってりとタルタルをつけて2個目。

うーん……このタルタルソース。エアリーというか、フワッとした食感なんですよ。舌触りがすごくよくて、サッパリとした仕上がり。そこにユズ皮をのっけると、さらに爽快感がプラスされます。ああーどうしよう、まずこの鶏天×タルタルだけでビールのつまみにしたくなってきたぞ。

追いタルに七味…、豊かに遊べる味のバリエーション



ちなみにタルタルソースは別売りもされているので、最大5倍まで“追いタル”もできますよ。タルタルの海に鶏天やうどんを沈めるぐらいの食べ方だって可能です。そして今回気づかされましたが、甘辛く煮つけられた牛肉とタルタルって……合っちゃうもんですねえ! こういう味わい初体験ですが、妙にハマりました。



そして牛肉や鶏天のコクのある味わいがまた、うどんを呼ぶんだなあ。最初はシンプルにだしでうどんを楽しみ、牛肉と一緒にうどんを楽しみ、タルタルとだしとでうどんを楽しむ……なんてバリエーション豊かに遊べるのも「漢気!牛肉タル鶏天ぶっかけうどん」のいいところ。



丸亀製麺のうどんって、毎日粉から手作りされているのはご存じでしょうか。原料は国産小麦100%。噛んだときに断面を見てほしいんですが、ゆるやかなカーブがあるんですよね。その“くびれ”の部分につゆが絡むことで、おいしさが倍増するのだそう。「もちもちっとした食感はもとより、のどごしの良さが自慢です。各店舗によっての混む時間帯を考慮して製麺する量を調整し、常に打ち立て、ゆで立てを提供しています」と、丸亀の方に教わりました。

そしてだしも毎日店内で昆布からひいての手作り。作り置きはせず、数時間おきに作ることで香りの良さ、フレッシュ感、より良いうま味を追及しているのだとか。うーん、贅沢な一杯だ!



さて途中で味変するなら、おすすめは七味ですよ。丸亀オリジナル配合の七味は陳皮(乾燥させたミカンの皮)がきいていて、かけてみると辛みと一緒に爽やかさがプラスされるんです。タルタルソースや鶏天、牛肉それぞれにかけるとまた違った味わいになり、スッキリ感がアップ。あと、すりごまのトッピングも◎。よりまろやかで、コク深い味になります。

そして添えられている水菜と玉ねぎ、これがけっこうなポイントでした。肉と炭水化物をモリモリ食べているときに、シャキシャキっとした生野菜があるのは気分が変わっていいですねえ。口の中がスッキリして、「さあまた肉食うぞ! うどんすするぞ!!」ってな気持ちになれる。飾りじゃないのよ野菜は。肉の花園的なうどんの中に「水菜&玉ねぎも入れるべき」と考案した丸亀製麺の中の人、えらいッ!

重量1kg超の「得サイズ」も!

ちなみに、「漢気!牛肉タル鶏天ぶっかけうどん」のサイズは3つ。「並」、「大」、「得」とあります。



「並」と「得」を並べてみましたよ。得盛のうどんは並の2倍、トッピング類は並の1.5倍量あるんです。その重量はなんと1kg超えだそう!

値段は並が790円、大が900円、得が1,090円(それぞれ税込)。鶏天は通常1個120円なので、並だと4個のって790円という値段は本当にお値打ちだなあ、と思いました。ちなみに2020年は丸亀製麺の創業20周年の年。だからこその記念&感謝プライスなんでしょうね。

コストパフォーマンス最高の期間限定「漢気!牛肉タル鶏天ぶっかけうどん」、ぜひ一度お試しください。いやはやしかし……クセになるおいしさでした。昨日食べたばかりなのに、今日また食べたい(笑)。

漢気!牛肉タル鶏天ぶっかけうどん
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(取材・文=白央篤司)
 
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