チューリップや酪農で有名なオランダですが、地理的にも国土の4分の1が「海抜ゼロメートル」という特徴があります。

オランダならではの特殊な橋が、海外掲示板で人気を呼んでいました。

 

It's water over the bridge


一瞬「これホント?」と思うような、だまし絵みたいな光景。

橋の上を川の水が流れて船が通り、下は道路で車が走っています。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●これリアルなの?

↑そうだよ。

●当てさせてくれ、これはオランダだ。

↑道路標識からすると、そのとおり。

↑これは古いオランダの貨物船。実際に州全体がそのように建てられている。

●国土の多くが平均海面より低いのだろうね。道路の上を水の橋というのも納得がいく。

↑そうだね。多分それはフリースラント州。なぜなら、そこではこういうのが一般的だから。

●オランダへようこそ。道路の上を水を渡すために橋を架ける国だよ。

↑ドイツには水を渡る水の橋があるよ。

●ハイウェイを走っていたら、上を船が通るところを想像してみよう。

↑スキポール空港(オランダ)では、ジャンボジェットがハイウェイの上を渡るところもあるよ。

●その橋が壊れたら最悪の事態だな。

●いやいや、それが可能だってことはわかるよ。だがなぜそうするのかはわからない。

↑トンネルといっしょだよ。このほうがリソースはそれほどいらない。

●大雨が降るだけで、ひどいことになるような気がするのだが。

↑それも計算されている。道路の横(下り側)に排水口が30メートルおきに作られている。そこから地下にある雨水用貯水場に流れていく。その貯水場がある一定より増水すると、大きなポンプで人工水路へ水を送り始める。
現在は温暖化によって水位がピーク超えたときのために、水道橋が試験されている。
ソース:自分はオランダの土木技師。

●愛すべき低地帯。

●間違いなくわが国オランダだね。


国土の1/4が海面下のためこのような橋が多いとのことですが、おもしろい構図ですね。

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