新型コロナウイルスによる肺炎で3月29日に亡くなった志村けんさんの新たな冠番組『志村友達』(毎週火曜24:55〜 ※関東ローカル)が28日深夜にスタート。親交の深かったお笑いコンビ・千鳥大悟が、志村さんとの思い出を語った。

千鳥の大悟


同局で深夜帯に放送されてきた志村さんの冠番組は、『志村X』(96年10月〜19年9月)以来、20年以上にもわたり『志村でナイト』(18年10月〜20年3月)まで17番組。『志村友達』では、『志村X』から『志村でナイト』まで、1,000を超える放送回の中から珠玉の作品をセレクトし、MCとゲストがコントの映像を見ながらトークを繰り広げ、志村けんさんに思いをはせていく。

MCを務めるのは、千鳥の大悟とアンタッチャブルの柴田英嗣。大悟は「どうも、大悟です。本当にね、あれですね、志村さんがいなくなるとやっぱりお酒じゃなくなるんですね」とテーブルに用意されたお茶に触れ、柴田が「そりゃそうだろ。芸能界で番組中に飲んでいる人、あの人だけなんだから」とツッコミ。大悟は「あの番組中ずっと本物のお酒飲んでいましたからね。やっぱお茶になるんですね」と笑った。

そして、初回ゲストのダチョウ倶楽部の肥後克広と上島竜兵を呼び込む際に、柴田が「われわれ以外にも志村さんととてもゆかりのあるお友達の方々…」と話すと、大悟は「友達なんですかね!?」と笑いながら指摘。自身については「僕は友達でしたけどね」と話した。

その後、志村さんのコントを振り返り、大悟は「肥後克広さんがやっていた役を僕がやるとかあったんですけど、肥後さんのやつも見るなって言われて。お前なりにやれって言われて本読みもなしですよ。最後のきっかけ『こうしたら終わるからそれまで遊んで』って言われた」と明かした。