新型コロナウイルス感染拡大防止のため外出自粛が呼びかけられているが、シンガーソングライターの星野源が投稿した『うちで踊ろう』動画とのコラボがSNSで広がりを見せている。12日には安倍晋三首相がこのコラボ動画をSNSで公開した。これには批判的な意見も多いようだが、安倍首相公認のモノマネ芸人がこの動画をマネしたところ「笑顔になれました」「ほっこりしました」と好評のようだ。

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星野源が作った楽曲『うちで踊ろう』の動画にはこれまで石田ゆり子、高畑充希、青山テルマ、EXILEや三代目J SOUL BROTHERSのNAOTOや小林直己など多くの著名人が続々とSNS上でコラボを披露している。また星野源に三浦大知がコラボした動画をもとに清塚信也や広瀬香美がコラボするなど新たな展開も見せている。

安倍晋三首相も12日にこの『うちで踊ろう』のコラボ動画をSNSで公開。そこには安倍首相が室内で椅子に座って犬を抱き、ソファーに腰かけて飲み物を飲み、読書をして、リモコンを手にテレビを見ているような姿が見られる。安倍首相は「いつかまた、きっと、みんなが集まって笑顔で語り合える時がやってくる。その明日を生み出すために、今日はうちで…。どうか皆様のご協力をお願いします。」と外出自粛を呼びかけた。

ところがこの動画には批判的なコメントが多く寄せられる結果に。「あなたが家にいてどうするんですか？」「休業補償もなく休業要請された人はこんなに心にゆとりのある時間が持てるでしょうか？」などの声が噴出し、関連ワードがツイッターでトレンド入りするなど話題となっている。

この状況のなかで安倍晋三首相のモノマネ芸人のビスケッティ・佐竹正史が、このコラボ動画のソックリ動画を同日にツイッターに投稿した。2015年には安倍晋三首相本人と対面し「公認」ももらった佐竹は、この動画で安倍首相と同じように椅子に座って犬（佐竹はぬいぐるみ）を抱き、飲み物を飲み、読書（佐竹は矢部太郎作のマンガ『大家さんと僕』）して、リモコンを手にしている。

この佐竹の動画には「仕事が早いw　本家の方は正直複雑な気持ちになったけど、佐竹さんはあり！」「そっくり過ぎです！」「やっぱり似てますね笑　佐竹さんの動画で笑顔になれました」「思わず爆笑してしまいました」「本家にちょっとイラッとしたので佐竹さんで救われました」「気持ちがほっこりしました」と楽しむ声が多く、佐竹も「少しでも優しく楽しい気持ちになれますように！」「少しでも笑って乗り越えましょうね」などと返信している。

佐竹は動画に添えて「自粛で仕事が無くなって辛い皆様。わたしも芸人の仕事が9割以上無くなりました。」と近況報告、「どうか悲観的にならずに自粛中少しでもほっこりした気持ちになりますよう心から願っております。厳しい期間はまだ続きそうですが一緒に頑張りましょう！」と自身も仕事が激減して辛い状況のなか、明るく呼びかけている。

画像は『ビスケッティ佐竹/吉本坂46　2020年4月12日付Twitter「自粛で仕事が無くなって辛い皆様。」「ちなみに抱いてるワンちゃんはぬいぐるみですがとっても可愛いです」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　関原りあん）

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