18日、いよいよチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメントが開幕となる。ラウンド16から好カードが連発する中、準々決勝に進むチームは全く読めない状況だ。

各クラブの結果とともに気になるのが得点王争いの行方。2007-08シーズン以降、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとアルゼンチン代表FWリオネル・メッシがほぼ占めていた中、今シーズンは少し異変が起きている。

グループステージを終えた時点で、得点ランクトップに立つのはバイエルンのポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキ。5試合に出場して10ゴールを記録しており、ラウンド16ではチェルシーと対戦する。

レヴァンドフスキに続くのは、ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ハーランド。グループステージはザルツブルクでプレーし、6試合で8ゴールを挙げた。ザルツブルクはグループステージ敗退となったものの、ハーランドは冬の移籍市場でドルトムントへと移籍。ラウンド16でもプレーが可能となり、パリ・サンジェルマン(PSG)との戦いが待っている。



一方、これまでCLの舞台で得点を重ね続けてきたC・ロナウドとメッシは、現時点でともに2ゴールと今シーズンは大きく差を開けられている。

12年間にも及び、得点王がほぼ2人の選手に占有されていたことは驚異的だが、今シーズンこそ新たな得点王が誕生する可能性が高い。チームが勝ち上がることで試合数も増え、得点機会も増えるが、一体誰が得点王に輝くだろうか。

◆2006-07シーズン以降のCL得点王

2006-2007:カカ:10ゴール

2007-2008:クリスティアーノ・ロナウド:8ゴール

2008-2009:リオネル・メッシ:9ゴール

2009-2010:リオネル・メッシ:8ゴール

2010-2011:リオネル・メッシ:12ゴール

2011-2012:リオネル・メッシ:14ゴール

2012-2013:クリスティアーノ・ロナウド:12ゴール

2013-2014:クリスティアーノ・ロナウド:17ゴール

2014-2015:クリスティアーノ・ロナウド/リオネル・メッシ/ネイマール:10ゴール

2015-2016:クリスティアーノ・ロナウド:16ゴール

2016-2017:クリスティアーノ・ロナウド:12ゴール

2017-2018:クリスティアーノ・ロナウド:15ゴール

2018-2019:リオネル・メッシ:12ゴール

◆2019-20シーズンのCL得点ランキング

【10ゴール】

ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン)

【8ゴール】

アーリング・ハーランド(ザルツブルク/ドルトムント)

【5ゴール】

ハリー・ケイン(トッテナム)

ソン・フンミン(トッテナム)

キリアン・ムバッペ(PSG)

マウロ・イカルディ(PSG)

ラヒーム・スターリング(マンチェスター・シティ)

メンフィス・デバイ(リヨン)

ドリエス・メルテンス(ナポリ)

ラウタロ・マルティネス(インテル)