今月3日、Instagramを通じて女児が誕生したことを公表したキャメロン・ディアス。愛娘に「ラディックスちゃん」と名付けたことを明かすも、その誕生経緯については固く口を閉ざしていた。そんななか米メディア『Us Weekly』が、キャメロンは「代理母出産」でラディックスちゃんを授かったことを報じている。

2015年1月に「グッド・シャーロット」のギタリスト兼ボーカル担当のベンジー・マッデンと結婚したキャメロン・ディアス。以来、パパ・ママになることを夢見て体外受精や鍼治療、サプリ摂取など様々な方法を模索してきたとされるベンジーとキャメロンだったが、これまで「妊娠には至らなかった」と伝えられてきた。

そんな夫妻が突然、今月3日にそろってInstagramを更新し女児の誕生を報告した。夫妻は娘に「ラディックスちゃん」と名付けたことを明かし、

「私達はすぐさまハートを奪われてしまった」
「この子が私達を“家族”にしてくれた」

と喜びを綴ったが、女優活動から事実上引退しているキャメロンは表舞台に出る機会も近年は激減しており、妊娠のニュースが報じられたことも、そして大きなお腹が激写されたことも一切なかった。そのためラディックスちゃんの誕生経緯について「キャメロンが出産した」のか「代理母出産」であったのか、はたまた夫妻が「養子を迎え入れたのか」など様々な憶測が飛び交っていた。

英メディア『The Sun』はその後、昨年11月に撮影したというタイトなジーンズ姿のキャメロンの写真を掲載、そのスリムな体型に「当時妊娠していたとは考えにくい」と伝えたのであった。

そして女児誕生の報告から5日が経過した現地時間8日、米メディア『Us Weekly』がついにラディックスちゃん誕生にまつわる“ミステリー”を紐解く記事を掲載した。それによればラディックスちゃんは、昨年12月30日に代理母を通じて誕生したという。キャメロンの関係者は

「夫妻がここに至るまでの道のりは、大変長いものでした」

とコメント、長い不妊治療の末にやっと巡り合えた我が子をキャメロンは「ミラクル」と慈しんでいるとのことだ。

米メディア『PEOPLE.com』によれば、現在のキャメロンはビバリーヒルズの自宅で誕生間もないラディックスちゃんの世話に奮闘中とのこと。愛娘と過ごす一分一秒が愛しく、当面ナニーを雇う予定はないという。その代わり夫ベンジーがキャメロンの手となり足となって、初めての育児をサポートしているそうだ。そんな夫妻にとって今月5日に迎えた5回目の結婚記念日は、特別なアニバーサリーになったことだろう。

ちなみにキャメロンとベンジーは、先日のInstagramの投稿で「娘のプライバシーを守るため、今後ラディックスちゃんの写真をアップしたり、プライベートな情報を共有する意向はない」とすでに表明済みだ。2人のパパ&ママとしての奮闘やラディックスちゃんの姿を見られないことは少々残念だが、47歳でママとなったキャメロンの幸せとラディックスちゃんの健やかな成長をファンは心から願っているに違いない。

画像は『Cameron Diaz 2016年11月8日付Instagram「I voted today for the country I want to live in... a country where there is equality, inclusion, acceptance and freedom that EVERY American deserves...」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)