[画像] 完全新作アニメ『SSSS.DYNAZENON』制作決定! 映画『シン・ウルトラマン』ウルトラマンのデザインも公開

2019年12月14日(土)、東京ドームシティにて開幕した円谷プロダクション史上最大の祭典 「TSUBURAYA CONVENTION 2019」オープニングセレモニー内で、2020年以降に展開予定の新作及び新プロジェクトなどに関して発表が行われた。TVアニメ『SSSS.GRIDMAN』に続き円谷プロとTRIGGERがおくる完全新作アニメ『SSSS.DYNAZENON』の制作が決定、また、映画『シン・ウルトラマン』に登場する「ウルトラマン」のデザインとロゴが初公開となったほか、アニメ『ULTRAMAN』の2020年4月より地上波放送決定や、円谷プロと東映アニメーションの共同制作アニメ『KAIJU DECODE 怪獣デコード』のイメージビジュアルも発表された。

◆新作アニメ『SSSS.DYNAZENON』制作決定

完全新作アニメ『SSSS.DYNAZENON』は、TVアニメ『SSSS.GRIDMAN』に続き円谷プロとTRIGGERの共同制作による完全新作アニメ。監督・雨宮 哲をはじめ、脚本・長谷川圭一、キャラクターデザイン・坂本 勝、音楽・鷺巣詩郎というスタッフにより紡がれる新たな物語がどういうものになるのか、期待が高まる。


公式サイト https://dynazenon.net/
公式Twitter @SSSS_PROJECT

・監督プロフィール
雨宮 哲(あめみや あきら)
アニメーター/演出家
ガイナックスを経てTRIGGERへ移籍。
2010年頃から演出業にも進出し、 『インフェルノコップ』(2012年)『ニンジャスレイヤーフロムアニメイシヨン』(2015年)にてシリーズディレクターを務め、 『電光超人グリッドマンboys invent great hero』(2015年)、 『SSSS.GRIDMAN』(2018年)で監督を務めた。

「TSUBURAYA CONVENTION 2019」で発表された2020年以降の新作品

◆映画『シン・ウルトラマン』の「ウルトラマン」デザイン公開

本日初公開となった映画『シン・ウルトラマン』に登場する「ウルトラマン」のデザインは、『ウルトラQ』『ウルトラマン』『ウルトラセブン』などで実質的な美術総監督として今に続く「ウルトラマンシリーズ」の世界観構築に大きな功績を残した成田亨が、1983年に描いた絵画『真実と正義と美の化身』がコンセプトとなっている。 映画『シン・ウルトラマン』の企画・脚本を務める庵野秀明は、この『真実と正義と美の化身』の美しさを何とか映像にできないかという想いが今作のデザインコンセプトの原点だと語っている。
▲『真実と正義と美の化身』

●『シン・ウルトラマン』作品概要
<出演>斎藤工 長澤まさみ 有岡大貴 早見あかり 田中哲司 / 西島秀俊 山本耕史 岩松 了 長塚圭史 嶋田久作 益岡 徹 山崎 一 和田聰宏
<企画・脚本>庵野秀明
<監督>樋口真嗣
<音楽>鷺巣詩郎
<製作>円谷プロダクション 東宝 カラー
<製作プロダクション>東宝映画 シネバザール
<配給>東宝
<公開>2021年
公式サイト https://shin-ultraman.jp/

(C)2021「シン・ウルトラマン」製作委員会

◆『KAIJU DECODE 怪獣デコード』イメージビジュアル発表

円谷プロと東映アニメーションが2021年の完成を目指して共同製作中の『KAIJU DECODE 怪獣デコード』は、日本発の世界へ向けたアニメーション作品。本日の「TSUBURAYA CONVENTION 2019」オープニングセレモニーでは、プロデューサーを務める東映アニメーション・野口光一と、円谷プロ・隠田雅浩が登壇し、本作品のテーマである「怪獣と少女の物語」を想起させるイメージビジュアルなどを発表した。

●野口光一プロデューサー(東映アニメーション)コメント
日本のアニメには、ロボット、妖怪、魔法少女など特異性のあるジャンルが存在しますが、怪獣ものがあまりないと感じていました。その上で、円谷プロの繰り出す怪獣のワクワク感をアニメでできないかと思い企画に至りました。
今回の作品では日本のアニメの良さを活かしながら、海外でも通用する3DCGだからこそできる表現をさらに探求していきます。その一環として、海外で活躍されているクリエーターの Sei Nakashima さんにキャラクターデザインをお願いしました。また、ロス、バンクーバー、東京、札幌のスタッフで現在制作しています。

●隠田雅浩プロデューサー(円谷プロ)コメント
完全オリジナルとなるこの作品で伝えたいのは、”命の平等性”とか”人類と怪獣の共存”を問うような物語。根本にあるのは共に生きる、そんなテーマです。
物語の設定は、無国籍な近未来。でも有機的な世界。自然とデジタル生態系が一緒になってしまったような世界を予定しています。その世界を、野口さんが得意とされるハイセンスな映像でどんな表現となるか、ご期待ください。

(C)円谷プロ・東映アニメーション

◆レッドキングやピグモンなど人気怪獣がVRに登場!
『かいじゅうのすみか VR アドベンチャー』来春公開

ティフォン株式会社とTBSテレビの共同プロジェクトとして、円谷プロが手がける『空想科学絵本 かいじゅうのすみか』の世界をリアルに体感できるフルCGのVRコンテンツ『かいじゅうのすみか VRアドベンチャー』が来春公開される。レッドキングやピグモン、バルタン星人やエレキングなど、総勢12体の人気怪獣が登場し、迫力あるVR体験が楽しめる。
2020年3月下旬、まずはティフォン運営のVRテーマパーク「ティフォニウム お台場」などにて展開を開始し、その後は国内外の施設にて順次導入予定だ。

●『かいじゅうのすみか VRアドベンチャー』
<導入時期>2020年3月下旬(予定)
<導入場所>ダイバーシティ東京 プラザ5階 VRテーマパーク「ティフォニウム お台場」など
以降、 国内外の施設及びイベントにて順次展開予定

(C)円谷プロ (C)かいじゅうのすみかVRアドベンチャー製作委員会(円谷プロ/TBS/ティフォン)