アメリカのプレミアムトータルラゲージブランド「ゼロハリバートン(ZERO HALLIBURTON)」が、ブランドを代表するアルミラゲージの新デザインモデル「Pursuit Aluminum Collection」を発表しました。11月15日から日本国内の直営店で世界先行販売を開始。同発表会に旅好きでもある、ファッションホリック編集部員・野田が潜入してきました。

 

新鮮味のあるラゲージケースを提案

新製品発表会には、ゼロハリバートンCEOのトム・ネルソン氏が登壇。「ゼロハリバートンは、様々なパイオニアやイノベーターの旅を80年以上ともにしてきました。我々の目標はトラベルケースの新たなデザインパラダイムを作り出すこと。世界で初めてアルミ製のトラベルケースを作り出した経験を生かし、それを新たなデザインコンセプトの基礎ともしました。ニューヨークのブルックリンでデザイン・設計したアルミシリーズPursuitは、我々の想いを具現化したものです。

 

我々のユーザーが求めるのは、ただの簡素な旅行道具を超えるエレガントで強靭で機能的なスーツケースであると考えています。研究・開発、継続的なテストを重ね、各カテゴリの一流生産者と行い、ありとあらゆるディテールにこだわりました。新鮮味のない市場基準に飽き、違いを求めているユーザーに向けて。ハンドルを握れば違いを感じてくれるはずです」。

↑「革新性で知られるゼロハリバートンですが、我々は今回の新製品で頂点に達しました」と、ゼロハリバートンCEOのトム・ネルソン氏

 

ブランドの新コンセプト「In Pursuit(追求)」の名を冠した同コレクションでは、「強さ」「保護力」「美しさ」「目的」の4点を追求したスーツケース「Pursuit Aluminum Collection」を発売。剛性の高いアルミニウム素材を使用し、ゼロハリバートンを象徴する2本のプレスライン「ダブルリブ」に加えて、本体のエッジ部分にトレンチリブ(溝状のくぼみ)を施しています。このほか傷がつきにくい樹脂をシャシー部(車台)に使用することで、スーツケース全体において高い耐久性を実現。

 
気密性を高めるラッチは外部からの衝撃を緩和するためスクエア形に縁取られ、ダイヤル式ロックとTSA装備を搭載。ハンドルには本革を採用し、アルミ本来の光沢を活かしたモダンなデザインに仕上げています。また、直営店限定のイニシャル刻印サービスも開始。シルバーの箔押しで、本体IDプレート部分にイニシャルを3文字まで無料刻印できます。

↑Pursuit Aluminum Collectionのサイズは全4展開。シルバー、ブラック、ブロンズの3色から選べます.価格は11万8000円(税別)〜17万5000円(税別)。

 

Pursuit Aluminum Collectionの発売にあわせて、同コレクションのデザインを踏襲したアルミタイプとポリカボネート素材のアタッシュケースの展開もスタート。

↑「Pursuit Aluminiumアタッシュケース」(左)。サイズは2種、カラーはシルバーとブラックの2色展開。価格5万2000円(税別)〜5万7000円(税別)

 

そのほかにも2つのコレクションが登場。ひとつは、軽量ポリカボネートシリーズの「Edge Lightweight Collection」。本体素材は、マット仕上げを施した耐衝撃性に優れたポリカーボネートで、傷や汚れが目立ちづらくなっています。カラーはブラック、ブルー、ガンメタリック、カモフラージュから選べます。※カモフラージュ柄はCarry-Onサイズのみの展開。

↑Edge Lightweight Collectionのサイズは全5展開。価格は6万3000円(税別)〜8万8000円(税別)

 

もうひとつは、上質なナイロン素材を用いたソフトバッグコレクション「The Journal Collection」。PursuitとEdgeコレクションのオリジナルハンドル形状と、同じような持ち手を使用し、シリーズとしての統一感を演出しています。素材にはナイロンのトリコット生地を使用。どの角度から持っても、手に馴染み、使い心地もグッド。リュックやブリーフケース、トートバッグ、ボストン、ショルダー、ポーチの9型の種類があります。

↑The Journal Collectionのカラーはブラック、グレーの2色。価格は2万4000円(税別)〜6万5000円(税別)

 

また、リニューアルオープンした旗艦店の「ゼロハリバートン丸の内店」は、新コンセプトに合わせモダンかつラグジュアリーなデザインの空間に仕上がっています。

年末年始の長期旅行、ちょっとした小旅行に新しいカバンを探していた人にはゼロハリバートンの新作は良いかもしれません。ゼロハリバートンCEOトム氏が話していたように、ハンドルの握りやすさに筆者は驚きました。ずっと握っていることが多いラゲージケースで、それは顕著に感じれられると思います。新デザインのゼロハリバートンは、人生という終わりなき旅をサポートしてくれることでしょう。

 

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