[画像] 岩城滉一&結城アンナが語る、60代夫婦が直面する現実と乗り越え方

“秋の豪華トークスペシャル・第4弾”となる10月26日は、ゲストに岩城浩一さんと結城アンナさん夫妻が登場!「北の国から」など数々の名ドラマに出演し、俳優として活躍する岩城さんと、業界初の60代向けファッション誌の表紙を飾り、お洒落を楽しむ大人の女性から支持されるアンナさん。おしどり夫婦としても知られる二人ですが、過去には離婚話が浮上したことも!?そして、認知症を患った母を6年間自宅介護した経験を持つお二人。今回は、夫妻の人生の軌跡を辿りながら、60代夫婦が直面する現実とその乗り越え方を語っていただきました。

大学生の岩城さんと16歳だったアンナさんの出会い
お互いを"ママ"、"ダディ"と呼び合う二人には、愛娘が一人。現在はアメリカ暮らしをしているそうで、「家の中、2人しかいないんだっていう寂しさっていうか、仲良く一緒にいたい気持ちが凄く強くなった」と話す岩城さんは「前とは、全然感覚が違う。いないっていうことが考えられない」と娘の独り立ちにより夫婦の関係がより深いものになったと言います。一方で「自分の時間が出来る様になった」とも話すアンナさんは、60歳でモデルの仕事を再開。日本初の60代女性をターゲットにした雑誌で活躍しています。「40年近いブランクがあってどうするのかと思ったけど、そのままでいいと。普通の60歳が普通の白髪で普通のシワで。そこを見て皆さんが安心するし、歳を取ることは恥ずかしいことでもなければ怖いことでもない、楽しいことたくさんあるから!ということを雑誌に入れてやりましょうと言われた」と語ると「お互いに好きなことをやった方が良い」と提唱しました。

そんな2人の出会いは、岩城さんが大学生、アンナさんが16歳の時。日本人の父とスウェーデン人の母の間に生まれたアンナさんは日本語に不慣れだったそうですが、岩城さんは「目に入れても痛くないくらい可愛いと思った」と当時を回顧。5〜6年後には、お互いを意識し合うようになったといいます。しかし「僕は日本語以外ダメ。その日本語も危うい位だから、ちゃんとコミュニケーション取れてないと思う」と話す岩城さん。「でも、それが良かった。...僕がどの程度悪いことしてるかわかってない」と言うと、アンナさんも「字も読めなかったんで週刊誌に何か書いてあってもわからない」とスタジオに笑いを起こしました。

離婚危機、母の介護...おしどり夫婦が歩んだ軌跡
おしどり夫婦として知られる二人ですが、性格はまるで違うといいます。活動的で危ないことが大好きな岩城さんに対し、「できれば家からあまり出たくない。危ないこと大嫌い」と話すアンナさん。「でも、そこの違いが良かったのかなと」と言い、互いが知らなかった世界を面白く感じたことが距離を縮めたと話しました。結婚当初については「貧乏してた。でも、なんかとっても楽しかった」と言い、「お金がないと言うと、どっかから持ってくるんです。お米がない、お醤油がないと言ったらパパ、パチンコ行っておいでって言うといっぱい持って帰ってくるんです(笑)」と振り返るアンナさん。「彼女がお金がない、何がないって言ったらそれを用意するのが僕の仕事。食えないなんてことはありえない。それは死守しないと」と言う岩城さんについて「やることはめちゃくちゃなんですけど、一本線が通ってるんです」とコメントしました。

その後、サワコから「離婚の危機を迎えたことは?」と聞かれると、「何回か離婚しようって私から言い出して」と危機があったことをアンナさんが告白。"今お金ないから待ってね"と言われたというと、「僕は離婚したいって言ったらどうぞって言う。ただ、お金がないと俺がいないのにお前生きていかれんのか?てのが心配なわけ。だから財産が出来るまでは待ちなさい。それ全部あなたにあげるから」と岩城さんに言われ納得。「いいよと言われたらしたくなくなっちゃった」と明かしました。また、二人は認知症を患ったアンナさんの母を引き取り6年間自宅介護を経験。「大変な時は大変でしたよ。でも、結構楽しかった。真夜中は賑やかで...」と二人流の介護経験を語ってくれました。

「サワコの朝」はインタビューの達人・阿川佐和子が土曜の朝に素敵なゲストを迎えて送るトーク番組です。MBS/TBS系で毎週土曜あさ7時30分から放送中。ゲストの心に残る音楽と秘蔵トークをお楽しみに!

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